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車3台にはねられ重傷を負ったひき逃げ事件で、最初に女性をはね、現場から逃げたとして82歳の男が逮捕されました。
この男、女性を1キロ引きずっておきながら「覚えていない」とシラを切っています。
厚別区のひき逃げ犯が逮捕
札幌市厚別区で、今月7日女性が車3台にはねられ重傷を負ったひき逃げ事件で、最初に女性をはね、現場から逃げた男が逮捕されました。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは札幌市厚別区厚別東1条5丁目の無職・佐藤昌次郎容疑者(82)。
参照:HTBニュース
佐藤容疑者は、今月7日札幌市厚別区厚別東4条6丁目の交差点を左折する際、横断歩道を渡っていた増田喜代子さん(64)をはねて重傷を負わせ、現場から逃げた疑いが持たれています。
横断歩道を渡っていた歩行者をひく
増田さんは、佐藤容疑者の車に1キロほどひきずられたほか後続の車2台にもひかれ、交差点から1キロほど離れた車道で倒れていました。
佐藤容疑者は調べに対し「左折する際に音がしたが人と衝突した認識はない」と容疑を否認しています。
人を引いたうえに1キロ引きずって気づかないとは、高齢者の危ないところです。
増田さん頭蓋骨骨折の重症
増田さんは、事故後病院に運ばれましたが頭蓋骨を骨折する重症。
警察は防犯カメラなどの映像から佐藤容疑者を割り出したものと思われます。
佐藤容疑者がいくら「人をひいていない」といっても、車の傷など証拠は揃っているはずです。
「覚えていない」「知らない」は高齢者の運転者の決まり文句
高齢者の運転による事故の場合は、「覚えていない」「知らない」というパターンが多いです。
先日も83歳の老人が車をぶつけておいて、「知らない」「やってない」「お金がない」の一点張りで、しまいには国で免許の更新日まで運転は許されていると開き直っていました。
また、85歳の老人は車がぶつかる際に運転手がクラクションを鳴らしましたが、耳が遠くて聞こえなかったと語っています。
いくら高齢化社会といっても、80歳を超えたら免許返納を強制的にさせた方がいいとわたしは思います。