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「へき地保育所」委託料を運営委員が着服
網走市が人口が少ない地域で保護者などに運営を委託している「へき地保育所」の運営委員2人が、委託料250万円余りを着服していたことが分かりました。
網走市によりますと、着服が分かったのは網走市北浜にある「はまなす保育園」の30代と20代の男性の運営委員2人です。
この施設は、市が人口が少ない地域で保護者などに運営を委託している「へき地保育所」の1つで、網走市から年間1200万円余りの委託料を支給されています。
網走市では、「へき地保育所」は、郊外地区の就学前児童の保育を行う施設として市が設置しており、6園を設置。
網走市から委託を受けた各保育園の運営委員会が園の運営と保育の実施を行っています。
この運営委員会が、保護者で構成されていたようです。
保護者二人が遊興費に使う
網走市によりますと2人は、運営委員会の委員長と会計担当を務めていて、おととしからことし2月にかけて委託料のうち合わせて250万円余りを着服していました。
他の運営委員が、昨年度予算計上した物置が届いていないため調べたところ発覚。
この2人はいずれも保育園に通う子どもの保護者で、これまでの調査に対し「遊興費に使った」と着服したことを認め、すでに全額を弁済したということです。
網走市は刑事告訴するかどうか今後の対応を検討しています。
へき地にやっと建てた保育所への市からの補助金を着服し、遊興費に使った罪は重いです。
市は刑事告訴をして、網走刑務所で名物の「ムショ飯」を食べさせるべきだと思います。