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和井田幸夫(62)が執行猶予中に逮捕
加須市の自称派遣社員の和井田幸夫(62)がストーカー規制法違反容疑で逮捕されました。
和井田容疑者の逮捕容疑は23日、埼玉県鴻巣市内で、恋愛感情を抱いていた30歳代の知人女性の実家前を車で複数回行き来するなどしてつきまとった疑いです。
和井田容疑者は容疑を認めています。
ここまでなら、普通のストーカー事件なのですが・・・。
和井田容疑者が起こした事件
和井田容疑者は、元埼玉県の職員です。
別の女性へのストーカー行為で実刑判決を受けています。
男は加須市久下の無職(62)。起訴状などによると、被告は1月16日夕、北本市内の小学校敷地内で、被害女性の顔を拳で複数回殴った上、車で女性の足をはね、1カ月のけがを負わせ、助けに入った別の女性も殴り、約10日間のけがを負わせたとされる。
裁判や女性への取材によると、女性と被告は昨年、仕事で知り合った。被告は事件の2週間ほど前、女性の車のタイヤを刃物で刺したとして、同署に器物損壊容疑で逮捕された。被告は女性と示談し、ストーカー規制法に基づく接近禁止命令を受けいったんは釈放された。釈放直後に、被告が女性方近くを車で走り、女性の通報により、署から再度警告を受けていた。数日後、女性が子どもを迎えに行った小学校で事件が起きた。
小学校敷地内で発生し、当初は殺人未遂容疑で逮捕された事件。近くにいた子どもや親らが事件を間近で見ていた。県警は一連の事件について「被害者と家族のプライバシーが特定される恐れがあった」と公表していない。対応が適切だったかという問いに「未広報、公判中の案件で回答を差し控える」としている。
元県職員の被告は2001年、公務と偽って別の女性の親族の戸籍謄本などを不正取得した有印公文書偽造などの事件で有罪判決を受け執行猶予中、この女性の中傷ビラをまいたなどとして、ストーカー規制法違反と名誉毀損の罪で実刑判決を受けていた。
埼玉新聞より引用
ストーカー気質は刑務所に入っても変わらないようです。
和井田容疑者は執行猶予中
和井田容疑者は、上述の事件で、4月10日にさいたま地裁から懲役2年6月、保護観察付き執行猶予4年の判決を受けていました。
判決後、この女性の関係者周辺を警戒していた捜査員が23日、この女性の家の近辺で和井田容疑者の車を発見したということです。
殺人計画をたてていた和井田容疑者
和井田容疑者は、ストーカー行為で相手の女性を殴り、車でひくという異常な行動をしています。
さらに和井田容疑者は、4月10日に判決を言い渡された公判の中で、女性の実名を用いて殺人計画のような内容をノートに書いていたことを明らかにしていたということです。
「脳挫傷」「肛門破壊」などとノートに書く
和井田容疑者は、勾留期間中に、女性やその交際相手ら関係者の実名を挙げ、「脳挫傷」「肛門破壊」など殺害をほのめかすような内容をノートに書いていたことが分かりました。
このほかに、「車を捜し出す」や「 金槌 かなづち、手袋、包丁」など、殺害するための準備品や実行する時期とも読み取れる詳細な記載があったということです。
今回、第一段階の車を探し出すということを実行していたことになります。
「小説として書いており、出版社に出そうと思っていた」とは
和井田容疑者は、公判の中で、「ストレス発散のために書いていた」「小説として書いており、出版社に出そうと思っていた」と述べていました。
和井田容疑者が小説家でもない限り、出版社に持ち込んでも相手にもしてもらえないでしょう。
暴力的なストーカーである和井田容疑者は、勾留後この異常な行為を実行し、相手を殺害しようとしていたと考えられます。
結局治らない「ストーカー」という性格
和井田容疑者は、少なくても2回目のストーカーでの逮捕です。
それもやることがさらにエスカレートしています。
今回の事件で実刑は確実だと思いますが、この「ストーカー」という気質は刑務所に入っても変わりません。
また社会に出れば犠牲者が出るので、できるだけ長く社会と隔離して欲しいと思います。