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北見市にある北見工業大学の准教授がアカハラで停職処分を受けました。
この大学では平成30年にも、同じような事件が起きています。
北見工業大学の准教授が停職処分
北見工業大学の40代の准教授が講義中に学生の机をたたいたり、ののしったりしたとして、6日付けで大学から停職3週間の懲戒処分を受けました。
https://www.kitami-it.ac.jp/topics/40513/
懲戒処分を受けたのは、北見工業大学工学部の40代の准教授の男性。
北見工業大学とは
北見工業大学は 、北海道北見市公園町165番地にある理工系の国立大学です。
偏差値は45。
北見駅から比較的近い場所にある大学です。
机をたたきののしる、テキストを投げる
この准教授は昨年10月、大学とは別の教育機関で講義中に1人の学生に対して机をたたいたり、ののしったりしたほか、机の上に置いていたテキストを床に投げつける行為もしたということです。
このほか准教授は3年前に大学での講義中に役員や教職員を中傷する発言もしていて、大学は「大学の教員としてあるまじき行為で、教育への信頼を揺るがした」として6日付けで停職3週間の懲戒処分にしたと発表しました。
平成30年にも准教授が懲戒処分
北見工業大学のHPに平成30年の懲戒処分が掲載されています。
職員の懲戒処分について
北見工業大学は、職員に対し以下のとおり懲戒処分を行いましたので公表します。1 所属・職名 工学部・准教授(男性・40代)
2 処分の内容 停職1週間
3 処分年月日 平成30年3月16日
4 事案の概要
同教員は、業務上果たすべき責務を怠り、教育の場において遵守されるべき倫理に反する
以下のような言動を行いました。学生のキャリア意識向上等を目的とした全学的なテストの試験監督員を担当した際、定
められた受験上の注意事項を読み上げるべきところ、試験を否定するような不適切発言を
行い、テストの適正な実施を妨害した。
授業内で学生に対し自殺を促すような発言を行い、また、本学役職員を中傷する発言を行
うなど、不適切な言動を行った。
推薦入試の面接員を担当した際、受験生に対し、性的行為や殺人といった内容を含む不適
切な質問を行った。
担当授業の成績確定を締め切りまでに確定させず、再度の依頼にも対応せず、1か月以上
に亘り遅延させた。5 髙橋信夫(たかはしのぶお)学長のコメント
本学職員がこのような言動を行ったことは誠に遺憾であり、関係の皆様に心よりお詫び
申し上げます。今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止に努めるとともに信頼の回復に努め
る所存です。
北見工業大学HPより引用
この内容でも停職1週間とは。
処分が軽いような気がしますが。
教員の処分が明らかに軽い
この大学の教員によるハラスメント、いわゆる「アカハラ」。
北見工業大学ではこの短期間に2件も発生しています。
民間企業なら降格か諭旨退職当たりなのですが、大学の処分の軽さには驚かされます。