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北海道の新型コロナウイルスの感染が止まりません。
感染者は、道内に散らばっており感染経路も分かりません。
札幌ではマスクがほとんど手に入らない状態が続いています。
新型コロナウイルスの感染が止まらない北海道
新型コロナウイルスの感染が、北海道内で22日、新たに8人確認されました。
これで北海道のコロナウイルスの感染者数は26人になりました。
感染が新たにわかったのは上川総合振興局管内で4名、胆振総合振興局管内で2名、釧路総合振興局管内、石狩振興局管内で各1名です。
江別の小学校の配ぜん担当の女性も
2月22日公表された北海道16例目の新型コロナウイルス感染者は、江別市に住む女性(50代、パート従業員)です。
この女性は小学校に勤務する配ぜん員だと、23日江別市が発表しました。
女性は13日に発症
この女性は、13日に新型コロナウイルスを発症。
14日から肺炎で入院しています。
この女性の仕事は、教室に入らず、廊下の入り口まで配ぜん台を届ける仕事とのことです。
児童194人分を担当していました。
札幌では70代の男性が感染
新たに札幌で23日に、70代の男性1人の感染が確認れました。
この男性は、札幌市内に住む70代の男性会社員で、海外への渡航歴がなく、これまでに発症者との接触もないということです。
旭川の「とんかつ井泉」の役員も感染
旭川市では22日会見し、同日確認された11例目の70代男性が同市に拠点を置く飲食チェーン「とんかつ井泉」の役員だったことを明らかにしました。
旭川市によりますと、感染ルート特定や濃厚接触者が多数いる恐れがあるため、本人の希望で公表したといい、同市にある「とんかつ井泉5条店」は2月22日から3日間自主的に休業。消毒も行うとしています。
男性は店舗には2月4日以降でていませんが、会議などには出席しており濃厚感染者がいると推測されています。
感染経路がまったく不明
中富良野小学校の生徒も新型コロナウイルスに感染しており、感染した人たちの場所がバラバラです。
また、感染経路がまったく分かりません。
札幌はいまのところ感染者が少ないようですが、地下鉄やバス、地下街など人が最も密集している街です。
外国人観光客との接触も多いのに、感染者が少ないのが逆に気になります。
隠れた感染者が他にもいる可能性が
札幌の朝の地下鉄の通勤ラッシュや、つり革などを使うことを考えると札幌に感染者が少ないはずはありません。
札幌では、個数制限のあるマスクさえ売っていない状況です。
まったく感染経路が分からないのも不安です。
ワクチンの開発や、せめてマスクをはやく店で買えるように切に願います。