『埼玉4歳児虐待死』岩井悠樹・真純夫婦の顔画像特定。心ちゃんの背中にダンベル、脚の付け根の筋肉は断裂。夫婦で娘の腰が曲がり足を引きずる様子をLINEで共有

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埼玉県で当時4歳の長女を虐待死させた両親が逮捕されました。

 

この2人は長女の心ちゃんが亡くなるまで、虐待の発覚を恐れ病院に連れて行きませんでした。

参照:NNNニュース

 

3年前、埼玉県伊奈町の自宅の浴槽で当時4歳の長女が入浴後に寒気を訴えたのに、病院で治療を受けさせず低体温症で死亡させたとして、30歳の父親と28歳の母親が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されました。

 

長女には数十か所のあざがあり、警察は日常的に虐待されていたとみられています。

 

逮捕されたのは、埼玉県伊奈町小室、空調設備業・岩井悠樹容疑者(30)と妻のパート従業員・真純容疑者(28)の夫婦です。

 

参照:NNNニュース

 

寒気を訴えた長女を放置



岩井夫婦は平成29年12月、当時4歳だった長女の心ちゃんが入浴後に寒気を訴えたのに部屋に放置し、病院で治療を受けさせるなどの必要な措置を怠って低体温症で死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いが持たれています。



母親の真純容疑者が心ちゃんを町内の病院に連れていったときはすでに心肺停止の状態で、その場で死亡が確認されました。

 

心ちゃんの腕や足などには数十か所のあざがあり、体重は11キロほどで同年代の平均より4キロほど少なかったということです。

 

心ちゃんを診察した医師が、心ちゃんの身体に複数のあざを発見し虐待の疑いで警察に通報していました。

 

2人の携帯電話には動けない長女の動画が

 

2人の携帯電話には、脚を痛めて動けない状態の長女の動画が残っていたことが判明しています。

 

撮影は心ちゃんが死亡する2日前で、県警はこの時点で病院に連れて行けば長女が助かったとみています。

 

動画は自宅で撮影され、心ちゃんの意識はあったが、腰が曲がり、床に座り込むような姿が映っていたということです。

 

夫婦は虐待がばれると思い、自宅で死亡するまで心ちゃんを病院に連れて行かなかったと語っています。

 

2人は暴行と虐待を認める

 


夫婦は心ちゃんに暴行を加えていたことや十分な食事を与えたいなかったことを認めています。

 

岩井容疑者らは心ちゃんが腰を曲げて足を引きずって歩く様子を撮影し、携帯電話でやり取りをしていたことが判明しました。

 

両容疑者は逮捕前、県警の任意の事情聴取に「お漏らしで股を拭くのを嫌がり、無理やり脚を開いた」との趣旨の話をしており、司法解剖の結果、脚の付け根の筋肉は断裂していました。

 

 

また、岩井容疑者らは心ちゃんの腰が曲がっていることを矯正するために背中にダンベルを乗せたこともあったということです。

 

埼玉県伊奈町が「認識甘かった」



この事件を受けて埼玉県伊奈町は、会見を開いて亡くなった岩井心ちゃんへの対応について説明しました。


この中で母親の真純容疑者と面談した結果、虐待のおそれが低いと判断したことについて、「しつけ目的でもたたくのはよくないと指導したところ、反発することもなく親子関係も良好に見えたので、虐待のおそれは低いと判断し、経過を観察することにしました」と説明しました。

 

心ちゃんが死亡する1年半前から4回に渡り面談

 

埼玉県伊奈町では、心ちゃんが死亡する1年半ほど前から4回にわたって母親の真純容疑者と面談し、虐待のおそれは低いと判断していました。


最初に面談したのは平成28年7月21日。


午後1時50分ごろ、町役場に「幼稚園児くらいの子どもが家の外に立たされている」という通報が寄せられたということです。



町の職員が現場に行くと、心ちゃんが家の外で立っていたため、母親の真純容疑者から事情を聞いたところ、「トイレがうまくできず服を汚したので外に出した」と説明したということです。


職員はしつけ目的でも屋外に放置するのはよくないと指導したということです。

 

心ちゃんの腕や尻にあざ



職員が面談した際、心ちゃんの腕や尻にはあざがありましたが、真純容疑者は「お尻をつきながら階段をおりたり、遊んだりしてあざができた」と説明したということです。

 



翌日には、町役場で面談を行い、その中で「トイレがうまくできないときにたたいてしまうことがある」と話したため、たたかないよう指導しました。

 

役人は、次に親が考えるのは、あざを残さないように虐待することだとなぜ考えないのでしょう。

 

自宅訪問時にあざが消えていた



さらに8月10日にも自宅を訪問しましたが、当初見られたあざはなくなっていて、親子関係は良好に見えたということです。

 

おそらくあざがつかないように虐待していたものと思われます。



最後に面談したのはよくとしの2月7日の3歳児健診の時で、あざなどは確認されず、体が平均より小さかったものの健康状態に問題はないと判断したということです。


4回の面談を通じて町は虐待のおそれは低いと判断し、児童相談所や警察への届け出はしていませんでした。

 

この判断の甘さが、心ちゃんを殺した原因の一つでもあります。


2年2ヶ月の捜査で逮捕

 

心ちゃんが亡くなって2年2ヶ月。

 

警察ではこの両親の虐待の捜査を行なっており、容疑が固まったので今回逮捕したものと思われます。

 

娘を虐待死させて、2年以上もしらを切り通していたとは非道い親です。

 

少しでも重い刑罰にして、心ちゃんへの虐待について反省させて欲しいと思います。

 

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