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暴力団幹部が「特別定額給付金」の一部を渡すよう要求して逮捕
北海道釧路市に住む指定暴力団住吉会三心会会長の高橋房一容疑者(74)と、幹部の畑隆容疑者(47)が70代の男性を恐喝し逮捕されました。
70代の男性を脅し「特別定額給付金」の一部を渡すよう要求したとして、暴力団幹部の男2人が逮捕されました。
恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは、北海道釧路市に住む指定暴力団住吉会三心会会長の高橋房一容疑者(74)と、幹部の畑隆容疑者(47)です。 2人は共謀し、5月15日から6月4日までの間、数回にわたり70代の知人男性の携帯電話に電話をかけ、「(新型コロナ対策で)給付金が10万円入ったら、5万円よこせよ。腕の1本も叩き切るぞ」などと脅迫。
現金を要求した疑いが持たれています。
男性が警察に届け出たため、未遂に終わりました。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
警察は組織的な事件の可能性もあるとみて、詳しく調べています。
UHBニュースから引用
暴力団の会長が、5万円を恐喝し逮捕されるほど暴力団は資金源に困っているのでしょうか。
高橋房一容疑者と、幹部の畑隆容疑者とは
高橋房一容疑者は、指定暴力団・住吉会常任相談役で五代目三心会会長です。(現在、役職が変わっているかも)
釧路市に本部があります。
畑隆は三心会の幹部です。
畑隆は2009年に違法薬物の密売で逮捕
畑隆容疑者は2009年違法薬物の販売で逮捕されています。
釧路署は、覚せい剤取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで、釧路市新富町、暴力団幹部、無職畑隆容疑者(36)を逮捕、送検しています。
送検容疑は、今年3月から6月にかけ、釧路市内の暴力団員の男(33)と共謀し、釧路や札幌などに住む男女12人に、それぞれ覚せい剤0.1グラム(1万円相当)を密売した疑いです。
この時は30人に違法薬物を売ったとされています。
2017年11月には密猟で三心会幹部が逮捕
2017年には密猟で山心会の幹部の男2人が逮捕されています。
住吉会三心会幹部の男2人がサケ37匹と魚卵40キロを密漁した疑いで今日送検された。その内男1人は容疑を一部否認していたが現在は「イクラをとった」と容疑を認めているという。先月、北海道・函館市の孵化場などではサケ323匹の腹がさかれイクラ約80万粒が盗まれた。岩内町の孵化場では先月23日~24日の早朝にかけて約87kgのイクラが盗難被害にあい、被害額は約69万円にのぼるという。サケの不漁の影響もあり、イクラ1kgあたりの平均価格は去年の同時期の5900円と比べ7200円と高騰している。北海道・余市町にある店ではイクラ丼を250円値上げしたという。
日本テレビから引用
この幹部が畑隆だったかは不明です。
ついに「特別定額給付金」まで狙う暴力団
暴力団ではしのぎがなくて「特別定額給付金」まで狙うようになったようです。
今回のコロナ騒動で暴力団も資金源が苦しいのでしょう。
会長直々に5万円を脅し取ろうというのは、かなり追い込まれている証拠です。
「特別定額給付金」が暴力団の新たな資金源にならないことを祈ります。