この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。
この事件の要点をざっくりいうと
- 車で幅寄せなどを繰り返す、いわゆる「あおり運転」をしたとして、北海道・札幌市のトラック運転手の35歳の男が、12日までに暴行容疑で逮捕されました。
- 暴行の疑いで送検されたのは、札幌市のトラック運転手・瀧下秀樹容疑者(35)。
- 北海道警が、あおり運転を暴行容疑で逮捕するのは初めてとのことですが、私もあおり運転が「暴行罪」になるとは知りませんでした。
トラック運転手の男が「あおり運転」で逮捕
「あおり運転」をしたとして、北海道・札幌市のトラック運転手の35歳の男が、12日までに暴行容疑で逮捕されました。
「あおり運転」=「暴行」の疑いで送検されたのは、札幌市のトラック運転手・瀧下秀樹容疑者(35)。
参照:HTBニュース
瀧下容疑者は2018年8月、小樽市の国道で、前を走っていた50代の女性の乗用車に幅寄せするなどの「あおり運転」をした暴行の疑いが持たれています。
瀧下容疑者は、「車間が詰まっただけ」と供述しており、容疑を一部否認しています。
あおり運転の状況
瀧下容疑者の車は、軽乗用車の女性の車を中央線をはみ出しながら、蛇行運転で明らかにあおっています。
参照:UHBニュース
瀧下容姿車の車は、おそらくトヨタのランクルだと思われますが、かなりやんちゃな改造をしています。
私は、前に何度か、軽乗用車やリッターカーに乗った女性の車をあおっている車を見たことがあります。
ランクルや改造車に限らず、営業車のバンでもあおっていました。
車をあおる人間は車をみており、軽自動車やリッターカーはあおっても、いくらトロトロ走っていても、ガラスをスモーク貼りしたベンツがあおられているのを見たことがありません。
いわゆる弱いものいじめですね。
北海道民は、特に大きな車が好きで、気が荒いので、あおり運転はよく見ますし、営業車に乗っている時に私も何度かされました。
営業車には、タコメーターがついているので、スピードが出せません。
瀧下秀喜容姿者とは
瀧下容疑者は、トラック運転手で35歳。
フェイスブックを見ると、結婚して妻子がいるようです。
プライベートでは、改造したランクルで公道を走り回る。
かなりやんちゃな人物のようです。
参照:HTBニュース
相手の女性が、瀧下秀樹容疑者とのやりとりおをスマホで撮っていました。
格好はけっこう、おっさんっぽいですね。
勤務先は、おそらく(株)久日本流通。
「瀧下秀樹」という名前の人物のフェイスブックに下の画像が。
参照:瀧下秀樹フェイスブック
そして、少し前にアカウントが削除されました。
アカウントが削除されたことからも、このフェイスブックが瀧下容疑者のものだという確率が非常に高いです。
参照:(株)久日本流通オフィシャルサイト
同じ仕様の車です。
会社の住所は、札幌市中央区で円山の近くの街の中心地です。
会社の評価は、ネットの民から瀧下容疑者が勤務していることが特定され『★1』で、「瀧下を首にしろ」などと書き込みをされています。
すでに家族まで特定されていますが、今回はプライベートでの事件であり、瀧下容疑者はすでに35歳ですし、会社も監督責任はないので、家族と会社は今回の事件には関係ありません。
1つひどい書き込みを見つけましたが、サイバーパトロールに逮捕される前に削除したほうがいいかと思います。
あおり運転に暴行罪が適用?
今回のあおり運転は、女性の車に40センチ近くも幅寄せするなどの事故を起こしかねない悪質な行為ということで「暴行罪」が適用されたとのことです。
なぜ暴行罪が適用されたのかという質問に、甲南大学法科大学院の園田寿教授は以下のような見解を出してます。
「(過去の裁判例では)心理的に相手に何らかの、ひるませるような脅威を与えたような場合は、暴行であるという風に考えている」
「今回の場合は、非常に危険な対応、幅寄せを故意にやっていることが見られるので、暴行とされてもやむを得ないと思う」
参照:FNNニュース
警察庁によると、今年1月の取り締まり強化以降、あおり運転を暴行容疑で捜査しているのは全国で14件。
そのうち、今回の瀧下容疑者を含め、5件で逮捕に至っているということです。
「あおり運転」は今年の『2018 ユーキャン新語・流行語大賞』に、ノミネートまでされています。
あおり運転を「暴行罪」で逮捕できるようになれば、無意味な交通事故が減って大変いいことだと思います。