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うんこボタンとは
ソフトバンクの通信の不具合に対して、「うんこボタン」と同じというコメントが寄せられ「うんこボタン」が話題になっています。
「うんこボタン」は、ソフトウェア開発会社の144Labがクラウドファンディングを通じて開発。
2つの押しボタンで赤ちゃんがうんこ、おしっこをしたタイミングをクラウドに記録。
スマートフォンで使えるWebアプリとの連動により、うんこが固いか柔らかいかといった細かい情報を後で追加することもでき、それらの情報をLINEグループにより家族などと共有できるというアイテムです。
参照:144LabHP
赤ちゃんのうんこの状態だけでなく授乳、陣痛も共有することが可能となりました。
しかし、11月24日に、この「うんこボタン」がこれまで販売した全製品に対して、通信の不具合で突如動作しなくなるというアクシデントが発生。
144Lab社は11月26日に『2018年11月24日の「うんこボタン」サーバの通信環境アップデートにおけるミス』と発表して、発売した全製品を回収して交換するとしています。
うんこボタンが動作しなくなった理由
同社は、「うんこボタン」が動作しなくなった理由について
うんこボタンはHTTPSでサーバと通信しているのだが、サーバ証明書がミスにより期限切れになってしまった。サーバ証明書の変更に合わせてデバイスのファームウェアを定期的に書き換えるはずなのだが、そのOTA(Over The Air)アップデートもまた、HTTPSを用いるため、「詰んでしまった」,
ITmediaから引用
と説明してます。
少し難しくて私にはよくわかりませんが、おそらくアップデートの際にソフトウエアの書き換えが「証明書の期限切れ」のためうまくいかなかったということだと思われます。
「うんこボタン」というネーミングから、うんこの形をしたボタンを想像しましたが、四角い綺麗なボタンでした。
ソフトバンクの通信障害と同じ
ソフトバンクは、12月6日午後に発生した通信障害について、全国をカバーするエリクソン製交換機のソフトウェアの異常が原因だったことを明らかにしました。
通信障害は12月6日午後1時39分から午後6時4分にかけて、ソフトバンクとワイモバイルの4G(LTE)、固定電話サービスの「おうちのでんわ」、LTEを利用した自宅・家庭用Wi-Fi「SoftBank Air」で発生しています。
全国のユーザーをカバーする、東京センターと大阪センターに配置されているエリクソン製パケット交換機の全台数で、エリクソン製ソフトウェアに異常が発生したことが、直接的な原因としています。
このエリクソン社のソフトウェアの異常については、エリクソン社の「証明書の期限切れ」が原因とされています。
確かにそれであれば「うんこボタン」と同じ原因となります。
この「証明書の期限切れ」でこれほどの障害が発生するとなれば、他の会社でも管理体制を強化しないとまた同じことが発生します。