この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
夫は偽装工作も
死体遺棄の疑いで、18日逮捕された、北海道・岩見沢市のブドウ農家・荒井祐輝容疑者(39)。
参照:FNNニュース
参照:ANNニュース
荒井容疑者が、北海道・三笠市の山中に遺棄したとみられているのは、妻・智恵さん(36)とみられる遺体です。
その発見のひと月半前、荒井容疑者は「偽装工作」ともとれる行動をとっていたと報じられています。
11月5日、荒井容疑者は親族ら数人と岩見沢署を訪れ、行方不明者届を提出。
その際、荒井容疑者は、「妻がいないと仕事が困る」と話していたということです。
さらに11月、妻の安否を尋ねた知人に対しても、「いやー見つからないんです」と答えていたことも分かっています。
幼い男の子が1人いたが
荒井容疑者の様子に不審な点があったことから、警察が18日、任意で事情を聞いたところ、遺体を遺棄したと自供。
自供した場所から、妻の遺体が発見されました。
荒井容疑者と智恵さんはワイン向けのブドウを栽培し、ワイン造りもしていました。
荒井容疑者は、今年から「ワイン一本で行く」と周りに語っていたということです。
荒井容疑者と智恵さんの間には、幼い男の子が1人います。
お母さんは殺害され、お父さんは逮捕されて男の子だけが残されました。
近所の人は、夫婦仲は良く、奥さんは綺麗な人だったと語っています。
夫婦間のトラブルが原因か
荒井容疑者と同じ消防団に所属している男性は、
「(妻が家を出て)いなくなって、もう1年くらいになるでしょ。その半年くらい前から別居状態」
「子どもを見ると、保育所に来ていたから(妻が)毎日送り迎えして、それがある日、突然、奥さんが子どもを迎えに来なくなった。それから旦那が送り迎えしている」
と話しています。
荒井容疑者夫妻は、4月ごろから別居し、智恵さんは長男と岩見沢市内の知人宅に身を寄せていました。
道警は、夫婦間にトラブルがあったとみて詳しい経緯を調べています。