この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
介護中に職員の首を絞めて逮捕
愛知県あま市のグループホームで、2日午後、入所していた無職・水谷一枝容疑者(83)が女性職員の首をしめ、ケガをさせたとして殺人未遂の疑いで逮捕されました。
水谷容疑者は「体調が悪かった」と語っています。
水谷容疑者は2日午後3時10分頃、あま市七宝町の「グループホームきららあま七宝町」で、入浴中に介護をしていた女性職員(22)が着ていたパーカーのひもを引っ張り首を絞めた、殺人未遂の疑いが持たれています。
女性職員は駆けつけた救急隊員によって、病院に運ばれましたが、首を擦る軽傷だったとのことです。
高須院長が苦言をツイート
高須クリニックの高須院長が、この殺人未遂事件についてツイートしています。
グループホームの方々は認知力が不足してるんだ。逮捕してどうするんだ?
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2019年1月3日
逃亡も証拠隠滅もできないよ。支援が必要なんだよ。
入浴介護中に…グループホームで入所者の83歳女が女性職員の首絞める 殺人未遂容疑で逮捕(東海テレビ) – Yahoo!ニュース https://t.co/hgphpZe8Yq @YahooNewsTopics
参照:ツイッター
『グループホームの方々は認知力が不足してるんだ。逮捕してどうするんだ? 逃亡も証拠隠滅もできないよ。支援が必要なんだよ。』
私も痴呆状態の老人が意識が朦朧として、介護職員の首を絞めてしまったものだと思います。
本人も「体調が悪かった」と語っており、自分がかなり思考的に混濁していたような供述もしています。
これを「逮捕」するというのはどうなのでしょう。
これを、「殺人未遂」といわれると、痴呆状態の老人が「殺人」を意識できるかが問題になります。
警察も犯行の動機や経緯などを詳しく調べるとしていますが、刑事責任が問えるとは思えません。
高須院長が言う通り、介護施設で介護する方たちも大変ですが、やはり必要なのは入居者への『支援』だと思います。