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心愛さんがアンケートにいじめられていると書く
千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡し、父親の勇一郎容疑者(41)が傷害容疑で逮捕された事件で、心愛さんが平成29年11月に回答した学校のアンケートが判明しました。
心愛さんはアンケートの自由記入欄に
「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています。先生、どうにかできませんか。」
と書いていました。
このほかの質問でも、
(1)いやなことを繰り返し言われたり、怖い言葉で言われたりする
(2)思い切りぶつかられたり、たたかれたり、蹴られたりする
(3)いやなことや恥ずかしいこと、危ないことをされたり、させられたりする
(4)ぼう力を受けている
と回答していました。
栗原容疑者の怖さに圧倒された教育委員会
学校側は、そのアンケート結果から児童相談所に相談して1か月余り心愛さんの一時保護を行いました。
一時保護が解除されたあとの去年1月、栗原容疑者が小学校を訪れ、「娘に暴力は振るっていない」とか、「人の子どもを一時保護といって勝手に連れて行くのはおかしい」などと抗議したうえで、アンケートの回答を見せるよう強く求めたというこことです。
学校側はこのアンケートについて、最初は「個人情報なので父親でも見せることはできない」と拒否しましたが、その3日後に栗原容疑者が心愛さんの同意を取ったとする書類を持って市の教育委員会を訪れたた際にも、栗原容疑者は威圧的な態度を繰り返し、教育委員会はアンケートのコピーを渡したということです
教育委員会はいじめを書いたコピーを渡した理由について、「一時保護に対する父親の怒りを抑えるため、やむなくコピーを渡してしまった」「威圧的な態度に恐怖を感じ、屈してしまった」などとコメントしています。
大人が怖いのなら、子供はもっと怖いはずです。
その後も、心愛さんは夜中に立たせられたり、冷水を浴びせられたり色々な虐待を受けています。
それほどの虐待があるのは、この時点で分かったはずです。
自分達だけ逃げて、子供を犠牲にした教育員会のあり方に疑問を感じます。