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「新しい地図」が地上波復活
12月1日、元SMAPの稲垣吾郎(44)、草なぎ剛(44)、香取慎吾(41)さんの「新しい地図」の3人が福岡県のローカル・バラエティ番組『略してブラリク』に出演。
参照:RKB放送HP
エリア限定ですが、地上波のテレビ復帰にファンの間では歓喜の声が飛び交っています。
9月には、新潟総合テレビ(フジテレビ系)の特番にパラリンピックのスペシャルサポーターとして出てはいますが、今度は九州・福岡を拠点とするRKB毎日放送が制作する「略してブラリク」という番組で、本格的に地上波の番組に出演しています。
この『略してブラリク』は、1日と15日の2回に渡り放送。
稲垣、草なぎ、香取さんの3人が福岡の町で番組スタッフからのムチャブリに応えながら、出会った人に「遺言」を書いてもらうという番組です。
出演に至った経緯
「新しい地図」の3人を、いまだ「在京キー局」で起用するところはありません。
今までは、インターネットのAbemaTVで出演するのがやっとでしたが、地方局とはいえ、堂々の地上波復帰です。
制作局のRKB毎日放送では、『メルカリ社側から持ち込まれた企画に対して、最初は出演者が決まっていなかったが、「新しい地図」の3人が福岡の街を歩いていくれることでいい街のPRになることから、出演を依頼した』と語っています。
いままで地上波のテレビ局が、ジャニーズに忖度して使わなかった「新しい地図」をそんな単純な理由で使うわけはありません。
裏の事情は・・・
日刊ゲンダイではさらなる舞台裏の話をキャッチしたと報じています。
その記事では、元SMAPのチーフマネジャーで、現在は3人が所属する「CULEN」社長の飯島三智氏が地上波復活のために奔走したと書かれています。
RKBに企画を持ち込んだというメルカリ社のCMには、草なぎさんが起用されています。
今回の企画は、そうしたスポンサーを使った「新しい地図」の3人が出演ありきのものだったようです。
いまだにジャニーズに忖度して「新しい地図」を使う地上波のキー局がない中での、敏腕社長の飯島氏ならではの戦略です。
この番組はメルカリ社のアプリ内でも無料配信されています。
「新しい地図」ならではのSNSを使った宣伝も
「新しい地図」は、得意のSNSを使って番組の宣伝もしています。
香取さんはInstagramに「今日放送の #RKB #ブラリク どんな番組なんだろう? #福岡 で初めてのスタッフと初めての番組!? 日帰りでした」と稲垣、草なぎさんとの3ショットと共に投稿しています。
また、Twitterでは「16時からかな? #メルカリ でどうやってみるんだ? 教えて世界」とファンに向けて投げかけています。
16時からかな?#メルカリ でどうやってみるんだ?
— 香取慎吾 (@ktrsngofficial) 2018年12月1日
教えて世界 https://t.co/LMWhkjuMYu
同番組は福岡エリア限定でしかテレビ放送されませんが、全国の人が視聴できるよう、フリマアプリのメルカリと番組がタッグを組み、メルカリ内限定で無料配信されることになっています。
こうなると、スポンサー、出演者、RKBの三者ともWinWinの関係です。
さすがに飯島氏、よく考えられています。
この番組は早くもレギュラー化まで囁かれています。
地方局を足がかりに、「新しい地図」のジャニーズへの反転攻勢が始まったようです。