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特殊詐欺の受け子は中3の15歳の少年
70代の女性から現金を騙し取ろうとしたとして札幌の15歳の中学3年の少年ら2人が詐欺未遂の疑いで逮捕されました。
この15歳の少年は現金を受け取るいわゆる「受け子」とみられています。
逮捕されたのは札幌・北区の中学3年の少年(15)と札幌市南区石山2の6の土木作業員清水一斗容疑者(26)の2人です。
少年は今月14日、誰かと共謀して「友だちにだまされて株を買わされた。お金を貸して」などと言って現金100万円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。
中学生を使った新しい手口
この女性は今月13日、息子を装う男から電話で現金を要求されましたが「オレオレ詐欺」と気づき、通報を受けた警察が女性宅の近くで現金を受け取りにきた少年に職務質問をして逮捕しました。
少年は清水容疑者と知り合いで「言われた通りに金を取りに行った」と容疑を認めているということです。
15歳なので特殊詐欺の受け子をしたとしても、この少年には「少年法」が適用されます。
26歳の清水一斗容疑者がそそのかしたのでしょうが、安易に受け子になったこの15歳の少年も確実に悪いです。
うちも母親が特殊詐欺で詐欺られていますが、やはり寝込んで死ぬことを考えていました。
老人の最後のなけなしのお金を奪えば死ぬことや痴呆になることは十分あり得ます。
15歳とはいえ、しっかり反省して欲しいと思います。
また、清水容疑者からは少しでも上の組織の人間を自白させて、特殊詐欺グループを逮捕して欲しいと願います。
だんだん、一番下っ端である受け子が低年齢化してきており、詐欺の手口が巧妙になってきています。
高齢者の各家の家電は留守電にして、戸締りをきちんとし、玄関には防犯カメラをつける必要があると思います。