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羽賀研二と元妻が「逮捕」される
詐欺被害者への賠償を免れるため、元妻に資産を譲渡したように見せかけたとして、沖縄県警は18日、服役中の元タレント羽賀研二容疑者(57=本名・当真美喜男)と元妻の当真麻由容疑者(41=会社役員)を、強制執行妨害と電磁的公正証書原本不実記録の疑いで逮捕しました。
18日、事件の被害者で大阪市内で不動産業を営むY社長(62)が「調査したところ羽賀が月340万円の家賃収入を得ていたことが分かった」と日刊スポーツの取材に語っています。
3億9千万円を2000万円に減額要求
羽賀研二といえば、人たらしの詐欺師で有名です。
逮捕前は「誠意大将軍」とも呼ばれていました。
また、元カノであるタレントの梅宮アンナに借金を押し付け、それを梅宮が苦労の末に完済しています。
2013年に詐欺で刑務所に収監された羽賀は、Y社長から詐欺をした約3億9000万円を返金するように民事訴訟を起こされます。
羽賀は、金がないので約3億9000万円を2000万円に減額してほしいという和解を申し入れましたが、全額支払いの判決となりました。
家賃収入が月に約340万円もあった
Y社長らが羽賀の財産について調べていくと、「お金がないといっておきながら、生まれ故郷の沖縄にビルを3棟と貸家を2軒、軍用地を1つで、1カ月の家賃収入は約340万円もあった」ことが判明
しかも羽賀が13年に実刑6年の判決を受けた数カ月後に、名義が麻由容疑者に移っていたということです。
Y社長の関係者が警察に相談し、今回の逮捕となりました。
羽賀は出所後、悠々自適の生活を送れるはずでしたが、これで出所後の優雅な生活もパーになりました。
また、数年間刑務所暮らしをして、本当の「誠意」を身につけてほしいところですが、根っからの詐欺師であるこの男には無理だと思います。