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茨城県ひたちなか市で生後9カ月の次女が暴行を加えられて死亡した事件で、28歳の父親、高倉和樹が殺害の疑いで再逮捕されました。
事件の経緯
茨城県ひたちなか市はしかべ2丁目会社員の高倉和樹容疑者は、2018年10月中旬から、翌11月17日までの約1カ月の間、ひたちなか市の自宅アパートで次女の葉月ちゃん(当時0歳9カ月)の頭に衝撃を加えて後頭部を骨折させるなどして殺害した疑いが持たれています。
葉月ちゃんの頭や体にはあざやこぶ、やけどが多数あり、日常的に虐待を受けていたとみられて逮捕されていました。
やけどは口元から左の頬、顎にかけての広範囲に広がっていたといいます。
妻が異変に気付き病院へ連れて行き全治10日と診断されました。
しかし、11月には娘が頭部骨折で病院に搬送されて、5日後に死亡しました。
妻へのDVなどの報告はないようです。
1回目の逮捕
2018年10月5日、高温の液体のような物を使って、顔に全治10日のやけどを負わせた疑いで逮捕されています。
水戸地検は1回目の逮捕については処分を保留しているということです。
2回目の逮捕
2018年8~9月頃、致命傷とは別の頭部骨折のけがを負わせた疑いで逮捕。
3回目の逮捕
18年10月中旬から、次女葉月ちゃんに何らかの暴行を加えて後頭部付近に複数の骨折を負わせ、同月22日に外傷性脳障害で死亡させた疑いです。
司法解剖の結果、頭に暴行を繰り返したとみられ、警察は葉月ちゃんの傷の状況から高倉容疑者に殺意があったと判断し、殺人容疑での逮捕に踏み切りました。
幼児虐待での死亡はほとんどが傷害致死罪
裁判がこれからなので、結果はわかりませんが、これで殺意を立証できれば傷害致死罪ではなく殺人罪ということになりますね。
明らかに増えている幼児虐待ですが、ほとんどが「死ぬと思わなかった」で傷害致死になってしまう印象がつよいです。
少しでも殺人罪を適用して、抑制につながればと思います。
これは私見ですが、虐待は明らかに殺人だと思います。
時代に合わせて、刑期をもっと重くする必要があると思います。
なんとか殺人罪が適用されることを願います。