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患者が亡くなり急遽AEDを設置
昨日記事にした、文春の太田マタニティクリニックの特集記事。
本日発売の週刊文春には、、さらに詳細な記事が掲載されています。
現在、文春の報道後血眼でつじつま合わせ(証拠隠滅?)に走っている、太田マタニティクリニック院長、太田克行院長(77)。
すべてを事務員のミスということで済まそうと躍起になっているようです。
今回、この病院で妻を失ったのは會沢将司さん(24)。
亡くなったのは妻の麻美さん(当時23歳)
麻美さんが亡くなった時に、病院にはAEDも気管への挿管器具もなかったとのことです。
看護師が何度か太田院長にその点を話すと「今まで事故なんてなかったでしょう」と言って取り合わなかったそうです。
しかし、麻美さんが亡くなって急遽AEDを設置。
看護師を呆れさせました。
さらに加えて、夫である會沢さんには、『AEDは設置されていた』と嘘をついていたことが文春の取材で明らかになりました。
効果のない薬を3週間投与して診察を1回もしていない太田院長
亡くなった麻美さんは「切迫流産」の恐れがあるということで大事をとって病院に入院。
しかし、3週間「ウテメリン」という子宮収縮抑制剤を漫然と投与されていました。
他の婦人科医によると「ウテメリン」は、切迫流産に対する効果がないばかりか、欧米では副作用のため長期投与が禁止されている薬だそうです。
この点滴が麻美さんの心臓に負荷をかけて、致死性の頻脈が起こりシャワー室で亡くなった可能性も否定できないと語っています。
診療カルテは真っ白。
心臓の音も胎児の心音も聞かない産婦人科医など聞いたことがありません。
植物状態と化した赤ちゃんも
埼玉県に住む、Mさん(仮名)もこの病院の犠牲者の一人です。
昨年、長年の不妊治療の甲斐があってやっと授かった生後4ヶ月になる娘さんが、現在埼玉医科大学のNICU(新生児集中治療室)に眠っています。
現在は植物状態。
Mさんは、助産院から提携先の太田マタニティクリニックに転院。
その後、胎児の心肺が停止。
急遽、帝王切開に切り替えましたが、医師がいないため手術が遅れたとのことです。
その日、当直だった太田院長は、Mさんの陣痛促進剤を助産師に指示したまま、小学校5年生になる息子の塾の送迎をしていました。
通常、陣痛促進中に医師が病院を不在にすることはありえないそうです。
さらに、内診もエコーも採血もしていなかったことが判明。
Mさんは、涙を流しながら本当のことが知りたいと今日もNICUに通っているということです。
太田院長は、文春の取材に対して、Mさんの子供は「もう死んでます」と覚えてもいなかったそうです。
妻の知り合いの中国人のために、タイムカードを打刻し給与を払い続ける
院長には十数年前に再婚した中国人の奥さんがいます。
さらに、小学校5年生の子供がいるということは、おそらく、推測するに年の差は20歳以上。
小学校5年生といえば、太田院長の年齢からすると普通は孫です。
この奥さんも、自分の関係者が「この病院で通訳として働いていることにしろ」として、タイムカードを事務員にせっせと打刻させていたとのことです。
そして、病院は働いてもいない中国人に給与を支払い続けていました。
文春に病院の悪事を告発した元スタッフのB子さんは、現在、埼玉県警に告発状を提出する準備をしているとのことです。
数々の医師としての倫理性を欠いた診療を続けてきた太田医師。
ついに年貢の納め時かもしれません。