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フェイスブックまた個人情報流出
フェイスブック(FB)は14日、最大で680万人のユーザーの写真が流出したおそれがあると発表し、謝罪しました。
FBによると、2018年9月13日から25日にかけて、最大680万人のユーザーの写真が、外部に流出したおそれがあるとしています。
原因は、「プログラムの欠陥」だということです。
日本のユーザーが含まれるかは明らかになっていませんが、対象となるユーザーには、フェイスブックを通じて通知されるとしています。
フェイスブックに調査が入る
Facebook could be facing a multi-billion dollar fine after a European regulator announced Friday that it is launching an investigation into the company over failure to protect user privacy https://t.co/VQGD3Zkk1J pic.twitter.com/qTr2tAd9Xr
— CNN (@CNN) 2018年12月15日
CNNによると、FBに発覚した個人情報流出問題をめぐり、FBの拠点があるアイルランドのデータ保護委員会は、FBに対して法的調査を開始したと発表しました。
この調査は、EUが今年5月に施行されたGDPR(EU一般データ保護規則)によるものです。
これは企業が適正な管理体制づくりを怠るなどして個人情報を流出させた場合、最高で売上高の4%か2千万ユーロ(約26億円)の多い方を制裁金として科されるというものです。
FBの場合、最高16億ドル(約1800億円)規模になると予想されています。
相次ぐ個人情報の流出に、ついにEUが動き出しました。
FB側は、度重なる個人情報の漏洩で窮地に立たされています。