この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
文春の取材に「もう一度記者会見」か
今週号の文春の早刷りを見せると「これ、もう一回記者会見するしかないですかねぇ」 AKS取締役の松村匠氏(56)は苦笑しながら答えたということです。
つまり、今回の事件にはまだ運営側が隠している事実があるということです。
今回、逮捕(不起訴)されたAとB、山口の帰宅時間を二人に教えたCはいずれもZ軍団の一味。
このCと交際していたメンバーのE子がいたことが今回文春の取材で判明しました。
今村元支配人が送った3通のLINE
今村元支配人は、山口の暴行問題を受けて3通のLINEをメンバーに送っています。
1通目は12月9日の事件報告でした。
『昨日12月8日 9時30分に山口真帆が男2人に暴行を受けた。直接の実行犯はAとB。それ以外にもCが関わっっていた。新潟県警も対応済み。秋元さん、伸介さん、AKS、AKS弁護士にも報告してあります。』
『今村以下全スタッフは怒っています。この事件はNGTが崩壊するかもしれない危機的状況です』
2通目は12月20日のメンバーとファンとのつながりを問うものです。
『事件については新潟県警が調査中です。ここからが大事です。もしことが発覚すれば、団体のイメージを傷つけたことになり、損害賠償を求められます。この損害賠償はメンバー個人に求められる可能性もあります。』
『NGTは改めて規則を作り、今後メンバーがファンとつながっていることが判明した場合厳正に処分します。具体的には、謹慎、降格、解雇です』
『現在も過去も含めて、ファンと付き合っていた場合12月23日までに申し出てください。申し出たメンバーには処分の緩和を検討します』
『具体的な例として(1)一度でも携帯の連絡先を教えて交わした場合。(2)一度でもプライベートで会ったり、食事をした場合。(3)家に入った場合』
はアウトだと明記されています。
3通目はAとBの不起訴処分後に送ったLINEです。
『AとBは全面的に暴行容疑を認め、ストーカー規制法を適用することになりました。それ以外にCという男も事件に関係していました』
『メンバーの1人がCに山口の帰宅時間をうっかり教えてしまったことが判明。犯人との繋がりはないが、これはルール違反です。警察からはこの1名以外に事件に直接関わったメンバーはいないと報告がありました』
『この事件以外にメンバーにファンとの繋がりを確認したLINEをした結果、現在数名から申告がありました。』
E子とCが交際していたことが判明
あとで判明したのがメンバーのE子とCが交際していたことです。
このE子は、「Cと交際しています」と悪びれることもなく告白。
E子の処分は内々に行われましたが「失恋したような感覚」とCにまだ未練があることを隠さなかったということです。
E子をはじめ、数名がファンと繋がっていたという事実を運営側が隠していることが、今回の騒動の歯切れの悪さを生んでいるようです。