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母が娘にやけどをさせ男とパチンコに
やけどを負った長女に治療を受けさせず放置したとして、神奈川県警鶴見署は5日、保護責任者遺棄の容疑で横浜市鶴見区梶山の無職、橋本佳歩容疑者(22)と、同居する自称運転手の田中聡容疑者(21)を逮捕しました。
橋本容疑者は長男(5)、長女の2人の連れ子とともに田中容疑者と昨年11月ごろから生活していました。
警察の調べに対して、橋本容疑者は長女のやけどについて「今月はじめにシャワーを浴びた際に誤って熱湯をかけた」「やけどを治すには、体をラップで覆うとよいと、インターネットで見た」などと供述しています。
5歳の長男が助けを呼びに行く
4日の夕方、長男が近所の増渕さんの自宅を訪れ、「ママがいない」などと話したということです。
増渕さんは長男を自宅まで連れて行きましたが、家に到着すると、長男は「家に入りたくない」とおびえたような様子を見せると「妹がいるの」「皮がむけてる」と話したため、ことの重大さを認識し「放っておくわけにはいかない」と鶴見署に連絡しました。
駆けつけた同署員が施錠されていない自宅室内から、背中から腰にかけて重度のやけどを負い、上からラップを巻かれた状態で布団に寝かされている意識が朦朧としている長女を発見しました。
長女は救急搬送され、3カ月以上の入院が必要と診断されました。
橋本容疑者らは同日午後9時ごろに帰宅し、同署員に「正午ごろからパチンコに行っていた」などと話したということです。
自分たちは、重傷を負った子供を残して9時間もパチンコです。
一体、どういう神経をしているのでしょう。
現在、長女(3)は入院し、長男(5)は児童相談所で一時保護されているということです。
肌が焼けただれ皮がむけた子供に、ラップをかけても治るわけはありません。
自分の娘によくそんな残酷な真似ができたものです。
長男はこの寒空に、傘もささずにパジャマしか着ていなかったとのことです。
最近、子供の虐待のニュースが増えていますが、これほどひどい親のニュースも珍しいです。
長男が助けを呼びに行かなかったら、妹は死んでいたでしょう。
この母親と男は絶対に許せません。