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アルペン会長が使っていたのは交際クラブ
FRIDAYでアルペンの前会長水野泰三前会長(72)が、今回暴行の被害にあった女性と知り合ったのは「交際クラブ」だと報じています。
確かに、72歳になる水野前会長がスマホで出会い系を使うのは不自然であり、昔でいうところの「愛人バンク」を使っていたようです。
交際クラブってなに?
「交際クラブ」とはいったいどのようなものなのか。
入会条件は「交際クラブ」によっても違いますが、入会している客はいわゆるセレブで年収1000万円以上が大衆店、3000万以上が中級店、6000万以上が高級店というようにクラブが位置づけられているそうです。
「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助氏(享年77)、アンジャッシュの渡部建(48)も利用したとされています。
発生する料金は、入会金、セッティング料金、出会った女性に支払うギャラだそうです。
パパ活とは違う「交際クラブ」
「交際クラブ」は男性客のニーズと支払い可能なギャラに合わせて女性をセッティングするだけ。
秘密は厳守。
あとは気に入った女性と出会い、その後も逢瀬を重ねたいと思ったら、客が自ら交渉して連絡先を交換し、仲を深めるのがルールということで、最初から援助交際ありきの「パパ活」とは値段もシステムも大違い。
「交際クラブ」の多くは各都道府県の公安委員会から認可を受けている立派な?お店です。
顧客は富裕層がメインで、援助交際を求める「パパ活」とは全く違い、選ばれた人間のための秘密の遊び場とのことです。
交際クラブを援助交際と間違えてしまった水野前会長
FRIDAYによると、捜査関係者が以下の通りに語っているということです。
「実はこの二人、高級交際クラブで互いの素性を明かさずに出会っているんです。当日、被害者を食事に誘った水野前会長が交際費として、女性に10万円を渡しました。食事後、『飲みなおそう』と前もって予約してあった客室に誘って、体の関係を迫ったが、女性が『そんなつもりじゃなかった。食事だけだと思っていた』と拒否。それに逆上した水野前会長が『ならさっき渡したカネを返せ』と詰め寄ったため、揉み合いになったと見ています」
FRIDAYから引用
被害女性はあくまで「交際クラブ」で会って食事でもして・・・と考えていたところ、水野前会長が10万円も払ったために身体の関係が持てると思って、断った女性に逆上。
自分で支払った10万円を取り返し暴行を加えたものと思われます。
暴行が焦点に
水野前会長は『口論になり、揉み合いにはなったが、暴行はなかった。わいせつな行為もしていないし、カネも盗んでいない』と容疑を否認し、15日夜、処分保留で釈放されました。
水野前会長が主張する、「わいせつな行為」は断られたのでしていないし、金はもともと自分のお金なので盗んでいないということになります。
ただ、揉み合いになって暴行したのはカメラにでも写っていれば否定できないでしょう。
この暴行が焦点になってきますが、大金を出して示談すればこれも解決です。
水野前会長は「交際クラブ」をパパ活と間違えたか
水野前会長は自分がアルペンの会長であったことを相手に知らせていませんでした。
被害女性はもしかすると、アルペンの会長だと名乗っていれば交際に発展していたかもしれませんが、見たところただの少しお金をもった老人だったので、交際をやめたのかもしれません。
水野前会長が、自分の社会的な力とそれを外した後のギャップが分からなかったために起きた事件ともいえそうです。
水野前会長が不起訴に
水野前会長は結局不起訴になりました。
「交際クラブ」の女性も結局はお金目当て。
高額な金額を積まれ示談したものと思われます。
最初から「アルペンの会長で金は持ってるぞ」と言っていればこの事件も起きなかったかもしれません。
水野前会長にとってみれば、名誉よりも「お金」と「女」がすべてなのかもしれません。