この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
コロナクラスターの店はキャバクラというより風俗店
札幌・すすきので15日、クラスターが確認されたキャバクラ店で働いていた女性が、STVの取材に対し「感染リスクが極めて高い過激なサービスが売りだった」と証言しています。
参照:ST Vニュース
この女性は、クラスターが起きたキャバクラ店は、キスや体を密着させるなど、過激なサービスが売りだったと語っています。
もともと本州と北海道のキャバクラ店のサービスが根本的に違うため、北海道ではこういうサービスが普通ともいえます。
ダウンタイムとは
このキャバクラ店では、ダウンタイムという時間があり、部屋が暗くなって、女性が客の上にまたがってキスとか、抱きついたりという行為があったということです。
キャバクラ店の利用客も、男性1人に対して女性1人がつくマンツーマン接客で照明が薄暗くなって、男性の上に女性が乗ってという感じの店と語っています。
通常の本州でいうキャバクラのイメージではなく、まるで風俗店のようです。
コロナが発生した後でも営業を続ける
このキャバクラ店は9日に最初の感染者が発覚したあとも、13日まで営業を続けていました。
参照:STVニュース
マスクを着用していない従業員もおり、店が混んでくるとアルコール消毒もできない状態だったということです。
秋元市長もこの店は、ガイドラインに定められている対策などが十分とられていなかったとしています。
感染の可能性がある期間は6月29日から7月13日までで、1日30人から40人の客がいたということから、濃厚接触者は少なくとも400人以上になるとみられています。
この店の名前は?
このキャバクラ店では、店名については非公表としています。
店名を公表すれば、札幌市民から批判が出るのは逃れられません。
この店の立地は、駅から比較的近い店とされています。
参照:STVニュース
この店が該当のキャバクラ店の入っているビルですが、ぼかしが入りすぎて分かりません。
ススキノに詳しい人たちでさえ、わからないとツイートしています。
400人の濃厚接触者が札幌に
今回12人の感染者を出したこの店での濃厚感染者は少なくても400人。
当初は600人とされていました。
これらのサービスを見る限り感染しないわけはありません。
店には客の名簿もなく、客の足取りを追えません。
道や市で店名を公表しないと、このままでは客がコロナに感染していても分かりません。
店と協議して公表できないものでしょうか。