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情報漏洩の発覚
東京都内の保険代理店に出向していた損害保険ジャパンの社員が、自身の出身母体である損保ジャパンに対し、顧客の損害保険契約情報を漏洩していたことが判明しました。
この情報漏洩の発表は7月12日に保険代理店から行われ、漏洩した情報の件数は約2700件にのぼるということです。
この事件は、業界に大きな衝撃を与えています。
漏洩した情報の内容
漏洩された情報には、契約者名、保険会社名(損保ジャパンを含む損保19社)、保険種目、保険料、担当者名などが含まれており、顧客のプライバシーに重大な影響を及ぼす可能性があります。
情報漏洩を行った保険代理店は「トータル保険サービス」(小木曽琢弥社長、東京都中央区)であり、同社の株主には中央日本土地建物、清和綜合建物、各生命保険会社、損保会社が含まれています。
今後の対応と業界への影響
この事件は7月10日に損保ジャパンからトータル保険サービスに報告されて発覚しました。
現在、詳細な調査が進行中であり、対象となる顧客には順次連絡が行われています(問い合わせ先:0120-336-684)。
損保業界ではこのような情報漏洩が相次いでおり、顧客の信頼を損ねる事態が続いています。今
後、業界全体での情報管理の徹底と再発防止策の強化が求められるでしょう。
トータル保険サービスとは
保険代理店とはいえ社員数522名の大規模代理店です。
株式会社トータル保険サービス (Total Insurance Service Limited) |
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本社所在地 | 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン23 |
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代表者 | 代表取締役社長 小木曽 琢弥 (2022年10月1日就任) |
設立 | 2000年4月 |
資本金 | 3億5千万円 |
株主構成 |
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事業内容 | 生命保険の募集に関する業務および損害保険代理業 |
グループ会社 |
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従業員数 | 522名(2024年4月1日現在) |
6月25日付で役員退任
トータル保険サービスでは6月25日付で二人の役員が退任しています。
市瀬 豊和 * | (退任) | 取締役 |
尾﨑 眞二 * | (退任) | 監査役 |
時期的にみてこの役員が何らかの関与をしていると思われます。
なぜ金融庁は損保ジャパンに業務改善命令を出さないのか不思議です。
地方の損保ジャパンをみていると明らかに以前と変わっておらず金融庁をなめているのが分かります。