この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。
前枚方署長の榎原章人警視(60)がセクハラとパワハラで懲戒処分
部下の女性警察官にセクハラをしたなどとして、大阪府警は17日、前枚方署長の榎原章人警視(60)を本部長訓戒処分にしました。
榎原氏は同日付で依願退職。
監察室によると、榎原氏は6月23日、署員との飲み会で、女性警察官に体を密着させたり、「あーん」と言って手に持ったおにぎりを食べさせたりしたとされています。
さらに、署長に就任した直後の2021年4月以降、署長室で課長や課長代理ら4人の幹部職員に対し「なぜ報告できないんだ」「始末書書け」と怒鳴るなどのパワハラ行為をしたと認定しました。
榎原氏はセクハラ行為は否定しましたが「監督者として恥ずかしい限り。職を辞して責任を取りたい」と述べ依願退職しました。
参照:関西外語大学Twitter
大阪府枚方警察署の元署長が、署員に対して不適切な発言などをしたとして、本部長訓戒の処分を受けました。 8月17日付で本部長訓戒処分を受けたのは、枚方警察署で署長を務めていた榎原章人警視(60)です。 大阪府警によると、7月末に情報提供があり調査したところ、署員に対する不適切な発言や職場環境への影響が確認されたため、榎原元署長は7月4日に更迭され警務部付になっていました。 大阪府警の調査では、今年6月に行われた飲み会で榎原元署長が50代の女性職員に身体を密着させ不必要に腕や手を触ったり、おにぎりを「あーん」と言って食べさせるなどのセクハラ行為が確認されました。 また去年4月頃から、榎原元署長が4人の幹部職員に対し「なぜ報告できないんだ」「始末書書け」などと、大声で叱責したり机をたたいたりするパワハラ行為も複数回あったことが分かりました。 榎原元署長は叱責した行為については不適切だと認めている一方で、セクハラ行為については「覚えていない」と否定しているということです。 榎原元署長は、8月17日付で本部長訓戒処分を受けましたが「私は警察署の最高責任者としての署長という立場であり、部下の指導・教養を実施し、各種ハラスメントも含めた事案を防止する立場でありながらこのような行為をしてしまい、監督者として恥ずかしい限りです。職を辞して責任をとりたい」として依願退職しました。 大阪府警察本部 警務部の田畑修治 監察室長は「署長として極めて不適切な行為であり、厳正に処分した。今後、職員に対する指導教養の徹底を図り、再発防止に努めて参りたい」とコメントしています。
カンテレから引用
榎原章人の顔画像
関西外語大学のTwitterに顔画像が載っています。
セクハラをする直前に『女性が被害に遭う犯罪を防止しようと枚方警察署が4月に開いた 防犯教室』を開催していました。
女性にセクハラをしておいて一方では女性への犯罪防止ですから裏と表を使い分けている人物です。
仕事とセクハラを割り切っているのでしょうか。
しかし、依願退職ですから退職金はほとんどもらえたと思います。
こんな人物にわれわれの税金から退職金を与えてもいいものでしょうか。
ネットの声
やっぱりパワハラの処分って甘いですよね。 この件は違うけど相手が退職に追い込まれたり、それ以上の重い選択を行なった場合でも数週間、場合によっては数日の停職で復帰できるのは緩すぎる。 この件も訓戒で懲戒処分ですらないですしね、本来なら発表も報道もされないような軽い処分。 自分もパワハラを受けるのは死ぬより嫌だから敏感になってるけどパワハラで懲戒解雇って報道は見たことないですよ、民間であろうが公務員であろうがです。会社公務員関係なく、その程度にしか見ていないです。
パワハラは認めるが、セクハラは認めない。 この男の恥の感覚が分かるようで生々しいなあ。 しかし警察署のトップでこの意識とは呆れかえる。 そりゃ組織でもあるし、何も純粋な正義心を持つ模範的な人間が 署長をやるわけではない事くらいは分かる。 だが、限度というものがあるだろうがと。 誰が彼を警察署長に相応しいと判断したか気になってしまうし、 ここまでコトが大きくなるまでに誰も止められなかったのかも気になるな。 組織の長の愚行を誰も止められない組織は危険でしょう。
S岡県の某市役所に勤務していますが、こうして表にでるパワハラは氷山の一角です。 私が受けたパワハラは人事担当に申し出ましたが闇に葬られましたから。 上層部めパワハラなんてなかったことにしたいんですよね。 組織は個人を守ってなんかくれません。
パワハラはしたけどセクハラはしていない・・・パワハラの方が格上だと勘違いしているのが悲しいです。