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2018年に公開され話題になった映画「スマホを落としただけなのに」。
スマホを落とした女性が殺されかけるスリラー映画でした。
実際に落としたスマホを拾った男が、彼氏になりすまし少女にわいせつな行為をしようとした事件が発生しました。
スマホを拾って持ち主になりすました男
10代の少女をわいせつ目的で誘拐したなどの疑いで、大阪府大東市の建設作業員・前田善広容疑者(42)が逮捕されました。
参照:読売テレビ
前田容疑者はスマートフォンを拾ったことをきっかけに、少女の交際相手になりすましました。
スマホの持ち主の交際相手からLINEが届く
前田容疑者は12月9日午後6時ごろ、大阪市内のコンビニエンスストアのトイレでスマートフォンを拾い、そのまま持ち去りました。
このスマホは20代の男性が置き忘れたもので、ロックがかかっていない状態だったとのこと。
その後、約4時間以上経った午後11時ごろ、スマホの持ち主である男性と交際する10代の少女から「家に行っても良い?」とのメッセージが届きました。
前田容疑者が彼氏になりすます
そこで、前田容疑者は彼氏になりすました上で、「良いよ。おいで」「友達の家だけど、そこにいるから」と返信。
友達の家にいると偽り、自宅の住所などを少女に教えました。
「わいせつなことができるかも」と思った前田容疑者
少女は、前田容疑者からのの返信を交際相手からのものと信じ、タクシーを使って前田容疑者のマンションへ向かいました。
前田容疑者は交際相手の友人のふりをして、「彼氏はすぐ戻る」などと話し、翌10日午前4時半ごろまで少女を無理やり引き留めたということです。
少女が前田容疑者の家を脱出
少女の知人から「あなたの彼氏のスマホが乗っ取られている」と連絡があったことから、少女は事態を把握。
自力で脱出しました。
警察の取り調べに対し、前田容疑者は「太ももを触った」と容疑を認めるとともに、「女の子が来ればわいせつなことができるかもと思った」という供述をしているということです。
「スマホを落としただけなのに」リアル版
2018年に公開された北川景子主演で映画化もされた「スマホを落としただけなのに」。
主人公がスマホを落としたことからはじまる、ショッキングなミステリー映画でした。
どうせフィクションだろうと思っていましたが、実際スマホは個人情報の塊です。
どんな悪用の仕方をされるか分かりません。
スマホを落とすのは絶対避けましょう。