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北広島のプールで女児が溺れ意識不明
北海道・北広島市で小学6年生の女子児童がプールで溺れ、意識不明の状態となる事故が発生しました。
この事故を受けて、事故が起きた緑ヶ丘小学校は、30日午後6時半から保護者向けの説明会を開催しました。
説明会には校長や北広島市の教育委員会の代表が出席し、約1時間にわたって事故の状況や当時の監視体制について説明しました。会場には多くの保護者が集まり、事故の詳細について耳を傾けました。
監視の人数が足りなかった?
説明会に参加した保護者からは、監視の人数が足りていなかったのではないかとの声が上がりました。
「監視の数がもっと多ければ、もっと早くに延命措置が取れたのではないか」という疑問を持つ保護者もおり、安全対策への不満が表明されました。
このような意見からも、学校や教育委員会に対する信頼が揺らいでいることがうかがえます。
保護者たちは、今後の対策や再発防止策について具体的な説明を求めています。
現在プールは閉鎖
現在、事故が起きた北広島市の白樺プールは閉鎖されています。
溺れた12歳の女子児童は、いまだに意識が戻っておらず、医療機関で懸命の治療が続けられています。
この悲劇的な事故を受けて、学校や市の教育委員会は今後、プールでの安全対策の強化に向けた取り組みを進める必要があります。
今回の事故を教訓に、同様の事故が二度と起きないよう、関係者全員が真剣に向き合っていくことが求められています。
なぜか意識回復の誤報も
『29日午前、北広島市にあるプールで、体育の授業中だった小学6年生の女子児童が意識不明の状態となり、病院に搬送されましたが、その後、児童は意識が回復したということで、警察や市の教育委員会が詳しい状況を調べています。』
という誤報がなぜか報道されています。
取材する誰かが勘違いしたのか、ことを大きくしたくない学校側が嘘をついたのか。
所詮、他人事という考えは今の学校教育からは消えません。