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教師という立場を揺るがす不祥事が発覚
2024年6月から9月にかけて、北海道苫小牧市の中学校に勤務する59歳の男性教諭が、公然わいせつ行為を繰り返したとして懲戒免職となりました。
この男性教諭は、飲食店のドライブスルーを利用する際にズボンのファスナーを下げ、陰部を露出した状態で商品を受け取ろうとしていました。
この行為が発覚したのは、ドライブスルーの女性店員が異変に気づき、商品を受け取らずにその場を立ち去る男性の行動を警察に通報したことがきっかけでした。
逮捕とその後の裁判の経過
男性教諭は9月16日に公然わいせつの疑いで逮捕され、10月23日には罰金10万円の略式命令が下されました。
北海道教育委員会は、長年にわたり教育の場に立っていた人物による今回の不祥事に対し、厳正な対応を取る必要があるとして、12月5日付で懲戒免職処分を決定しました。
教育現場における信頼を揺るがす行為に、地域社会からも厳しい批判の声が上がっています。
平成26年には青翔中のバスケット部顧問
青 木 裕 司は平成26年には苫小牧の青翔中で数 学を教えバスケット部の顧問をしていたようです。
現在は「苫小牧市立ウトナイ中学校」で勤務。
来年定年のベテラン教師です。
ストレスが動機?繰り返された行為の背景
男性教諭は「ストレスからの解放感」を理由に犯行を繰り返したと供述しています。「ファスナーがたまたま上がっていない状況」で感じた解放感が、その後の動機になったと説明しましたが、その行為がもたらす社会的影響についての認識が欠けていたと言わざるを得ません。
この事件は、ストレスが犯罪行為に繋がる危険性と、教育現場での倫理意識の重要性を改めて考えさせられる事例となりました。