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北海道銀行鳥居前支店の女性行員が100万円を着服
北海道銀行は、現金100万円を着服したとして20代の女性行員を懲戒解雇としたと発表しました。
この女性行員は「ホストクラブで使った」などと話しているということです。
北海道銀行によりますと、2月、札幌市中央区の鳥居前支店で現金100万円がなくなりました。
参照:HBCニュース
北海道銀行鳥居前支店
住所:北海道札幌市中央区北1条西24丁目2−11
札幌の円山の真ん中にある銀行です。
道銀の内部調査では原因が分からず、被害届を受けた警察が調べたところ、20代の女性行員が着服を認めたということです。
現金100万円を抜き取る
女性行員は普段現金を扱う仕事をしていませんでしたが、この行員が同僚と2人で金庫に現金1000万円を運ぶ際、隙を見てこのうちの100万円を抜き取ったということです。
女性行員は「ススキノのホストクラブで金を使った」と話し、すでに全額返済されたということです。
道銀は、女性行員を懲戒解雇とし、「信用を第一とする金融機関として深く反省し再発防止に努める」とコメントしました。
刑事告訴はしない方針とのことです。
おそらく借金まみれの女性行員
道銀では「再発防止に努める」とコメントを出していますが、現金を運ぶ途中に札束を抜き取るというのは前代未聞です。
やればできそうですが、実際はすぐバレるのでできません。
その後も犯人が見つからなかったということは、かなり管理体制が杜撰だったと思われます。
通常銀行員が借金をする場合には、他の銀行からお金を借ります。
特に今はカードローンがあるので、すぐにお金は借りれます。
道銀でも「ラピッド」というカードローンがあり限度額は800万円です。
20代なのでそこまではお金を借りれないとしても、銀行やサラ金からはかなりの額の借金をしてそれでも足りず銀行のお金を盗んだのだと推測されます。
ホスト狂いの女性工員、それを見抜けない銀行、お客さんが店にきても顔もあげない銀行員・・・地銀淘汰は意外に早く進むかもしれません。