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タクシーが女性を跳ねて死亡
事故が人々の命を奪い、家族を悲しみに暮れさせる瞬間は決して遠くない出来事です。
6日未明、札幌市豊平区で発生した悲惨な交通事故は、その事実を改めて突きつけています。
平岸4条13丁目の道道で、横断歩道のない場所を北に向かって横断していた高齢の女性が、左から来たタクシーにはねられるという悲劇が起こりました。
この事故で命を落としたのは、近くに住む無職の今井美恵子さん(65歳)です。
今井さんは意識不明の状態で病院に搬送されましたが、残念ながらその後死亡が確認されました。
運転手は現行犯逮捕
警察は事故の直後、タクシーを運転していた南区中ノ沢1の運転手・中坂俊一容疑者(76)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
中坂容疑者は警察の調べに対し、「はねたのは間違いない」と容疑を認めています。
この事故は、交通安全意識の重要性を再認識させるものです。
特に、横断歩道のない道路を横断する際の危険性や、高齢者の交通事故に対する社会的な対策の必要性を浮き彫りにしています。
参照:HTBニュース
運転手と歩行者の注意が必要
事故防止には、運転手と歩行者双方の注意が必要です。しかし、これだけでは十分ではないことがこの事故から明らかです。
自治体や政府による更なる安全対策の実施、例えば、横断歩道の増設、明るい街灯の設置、高齢者向けの交通安全教育の強化などが求められます。
私たちはこのような悲劇が繰り返されないよう、一人ひとりが交通安全に対する意識を高め、予防策を講じる必要があります。
この事故を教訓に、安全な交通環境の構築に向けての取り組みを、今一度、見直し、強化していくことが重要です。
タクシー運転手不足で人をひき殺すまでやめない運転手
現在タクシー運転手不足でタクシー会社は定年を延長しています。
今では定年が無期限となっており、今回のような死亡事故を起こすまで退職させません。
80歳でも余裕で事故を起こしながらも運転しているドライバーもいます。
国交相では中坂俊一容疑者の過去の事故歴、運行管理者の責任をしっかり調査してほしいと思います。