大阪偕星学園高校野球部の元監督・山本セキ(53)がGOTO詐欺で起訴。野球部の男子生徒にわいせつ行為をしたコーチの水落雄基(31)も仲間。詐欺で逮捕の過去も。

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大阪偕星学園高校野球部の元監督 山本セキ被告が起訴

 

「GoToトラベル」の給付金をだまし取った大阪偕星学園高校野球部の元監督 山本セキ被告(53)ら2人が詐欺罪で起訴されました。

 

起訴されたのは山本セキと同校のコーチだった水落雄基(31)、山本と中学・高校の同級生だった旅館「文乃家」の経営者・吉間俊典(54)の3人です。

 

山本被告らは、おととし、野球部の合宿で利用した旅館の宿泊費1人1泊8000円を2万円と偽り「GoToトラベル」の給付金を申請し、約80万円をだまし取った罪に問われています。

 

山本被告は、2011年から野球部の監督を務めていて、2015年には夏の全国高校野球大会に出場していました。

 

山本被告は学校に申告することなく合宿を繰り返していたということで、事件の発覚時、学校に対しては詐欺の関与を否定していたということです。

 

 

参照:関西テレビ

 

「GoToトラベル」の給付金をだまし取った疑いで逮捕された大阪市にある高校の野球部の元監督らを、検察が起訴しました。 詐欺の罪で起訴されたのは、大阪偕星学園高校野球部の元監督 山本セキ被告(53)ら2人です。 起訴状によると山本被告らは、おととし、野球部の合宿で利用した旅館の宿泊費1人1泊8000円を2万円と偽り「GoToトラベル」の給付金を申請し、約80万円をだまし取った罪に問われています。 山本被告は、2011年から野球部の監督を務めていて、2015年には夏の全国高校野球大会に出場していました。 警察によると、山本被告は学校に申告することなく合宿を繰り返していたということで、事件の発覚時、学校に対しては詐欺の関与を否定していたということです。

関西テレビから引用

 

山本セキ被告のフェイスブック

 

山本被告のフェイスブックです。

 

https://www.facebook.com/seki.yamamoto.3

 

経歴は

倉敷高校 野球部監督
以前の勤務先: 大阪偕星学園高等学校
出身校: 大阪学院
津山商業高等学校に在学していました
尽誠学園に在学していました
大阪市在住
岡山県 津山市出身
現在は倉敷高校の野球部監督をしているようです。

水落雄基は男子生徒にわいせつ行為

大阪偕星学園高校の野球部でコーチを務めていた水落雄基といえば、教え子の球児に対する強制わいせつ罪で大阪府警察に逮捕された人物です。

 

野球部のレギュラーをエサに、男子生徒たちのパンツを脱がし、口外しないように写真まで撮った男です。

 

PTSDに苦しんでいる生徒も出ています。

 

このような野球部の体質を作ったのは、山本被告だったのかもしれません。

 

山本被告は倉敷高校へ

 

スポニチの記事によると

 

大阪偕星学園を2015年夏の甲子園大会へ導いた山本晳(せき)監督(53)が岡山・倉敷高校の監督に就任したことが14日、分かった。大阪偕星学園を3月末で退任していた。

 山本氏は岡山県津山市の出身。津山商では内野と外野をこなし、卒業後は大阪学院大へ進学した。大学卒業後は尽誠学園でコーチを4年間務め、社会人野球の阿部企業で1年間プレー。米ミネソタ州に1年間留学した後、韓国プロ野球の太平洋ドルフィンズでも1年間プレーした。多摩大聖ケ丘、倉敷高校を経て11年1月に大阪偕星学園に赴任した。

 11年1月の監督就任時。当時を「まるでスクールウォーズだった」と表現したことがある。ラグビーを通じて不良生徒が更生する人気ドラマを引き合いに出したほど、当時はやんちゃな子どもたちが揃っていた。「どんなにやんちゃな子供も不良少年もみんな自分の子供。教え子は全員家族なのです」。学校近くの寮で部員と寝食をともにしたこともあった。早朝からご飯を炊き、唐揚げやホルモン鍋、チゲ(韓国鍋)を作っては食べさせたという。寮の食堂で布団を敷いて寝たこともあった。週に18時間は英語の授業を受け持つ一方、1日の大半を部員に費やす熱血漢だった。

 記憶に新しいのが戦国大阪を常識外れの猛練習で制した15年の夏だ。準々決勝で大阪桐蔭を撃破。決勝では大体大浪商に競り勝ち、大阪偕星学園を春夏通じて初の甲子園大会出場へ導いた。冬場、部員は学校のある大阪市生野区から富田林市内の練習場まで走って通った。片道18キロ。もちろん、1日36キロの走り込みだけでは終わらない。土日に行われる強化合宿では1日12時間以上、日付をまたいで練習することもあったという。

 山本監督は言う。「京大や東大を目指す受験生が深夜まで勉強するのと一緒。一流の子は大阪桐蔭や履正社に行く。その次のレベルは県外へ行く。その次のレベルがうちに来る。練習しかないのです」――。大阪No・1を自負する猛特訓で全国屈指の激戦区を勝ち抜くと、甲子園では1回戦で比叡山に打ち勝ち、初の聖地1勝も刻んだ。

 1メートル80、108キロ。山本氏はベンチプレス210キロを軽々と持ち上げる怪力の持ち主で、試合前ノックで何度か舞洲のバックスクリーンへ放り込み、大阪府高野連から注意を受けたこともある。とにかく“規格外”の男だ。

 倉敷高校で監督を務めるのは今回が2度目。17日の岡山大会地区予選・倉敷南戦から指揮を執る。 

 

倉敷高校には詐欺のことは言わず、大阪偕星学園を3月末で退任としていたようです。

 

これほど立派なことを語る監督ですから野球部を強くしたい高校なら引き手数多でしょう。

 

やはりワンマン

 

週刊文春の記事「感情の赴くままに直情的な言葉を生徒に投げかける。それに応える生徒を可愛がり、ついてこられない生徒には厳しく接する。山本のワンマン体制で、時に行き過ぎる行動を止められる人間が側にいないことは当時から気になっていた。」とあるように、会社によくいるワンマン社長のような性格だったようです。

 

自分の言うことを聞く人間は可愛がり、聞かない人間は徹底して痛めつける。

 

昔勤務していた会社の社長と同じワンマンタイプですね。

 

この手の人間は誰も自分に反抗しないので、どんどんやることがエスカレートしていきます。

 

過去に逮捕されていた山本被告

 

山本被告は、2010年まで監督を務めていた倉敷高校時代に、野球部の移動に使う大型バスを修理に出した際の代車費用に関する保険金詐欺で逮捕された過去があるということです。

 

その時は勾留期限いっぱいの20日間にわたって無実を主張し、起訴猶予となっています。

 

今回もおそらく無罪を主張し起訴されないと踏んでいたのでしょうが、警察が証拠を固めて起訴に持ち込みました。

 

ワンマンで金に汚いのはまさしくワンマン社長体質です。

 

ネットの声

 

一泊12000円くらいならわかるが、20000円はやり過ぎ。そりゃ疑われるよ。

 

こういう運動部利権、スポーツ利権みたいなの止めにしない?学校は部活と授業を分けてほしい。で、体育の時間でしっかり教師が生徒に教えてほしいわ。

 

結局、部活動で実績のある人物には誰も口出せない。学校で地道に教員を勤めている人間より、何倍もの給料をもらい、鶴の一声で学校のシステムさえ変えられる。そういう体育会系指導者は、部活動強豪校には必ずいる。全ての指導者がそうではないが、今の日本は、「課外活動」のはずの部活動が大きくなりすぎた。このままでいいのか考えて欲しい。

 

部活動で実績を出したのだから詐欺くらいしてもいいという考えはあまりに傲慢です。