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夫婦が長女を水風呂で殺害しようとする
福岡県筑紫野市で8歳の長女を水風呂に無理やり入れて虐待したとして、殺人未遂の疑いで内縁の夫婦が再逮捕されました。
夫婦はそれらの虐待の様子をスマホで撮影していました。
警察によりますと、殺人未遂の疑いで再逮捕された29歳の母親と内縁の夫の八尋潤容疑者(29)は去年12月、筑紫野市の自宅アパートで8歳の長女の手足を縛り、浴槽いっぱいに水を張った風呂に無理やり入れて放置し、殺そうとした疑いが持たれています。
県警は長女が特定されるとして、母親の名前を明らかにしていません。
叩くとアザができると水風呂に
発表では、2人は昨年12月29日朝、同市の自宅で裸の長女の両手足をひも状のもので縛り、水風呂に入れて放置した疑いが持たれています。
長女は虐待により、一時意識を失いました。
八尋容疑者は「たたくとあざが残ると思った」と話しているということです。
長女にあざができると虐待が発覚するため、水風呂に入れていたとは。
誓約書の約束を破った数で水風呂の時間を決める
2人は長女に対し、「うそをつかない」「わがままをいわない」など10項目にわたる誓約書を書かせ、それを破ると水風呂に入れていました。
時には数時間にわたるときもあったということです。
この誓約書は長女の机の前に張られていました。
約束を破った項目の数で水風呂に入れる時間が決められており、県警は繰り返し水風呂に入れていたとみています。
長女に10項目の「誓約書」を書かせる
長女が書いた誓約書です。
・うそをつかない
・いわれたことはいちどできく
・わがままをいわない
・やくそくをわすれない
・やることはじぶんでやる
・おこられることはしない
※項目は10項目あったが、県警は6項目のみ公表
この約束を破った数で、水風呂に入れられる時間が決められるとは。
親というより、人間のやることでしょうか。
虐待というより「いたぶっていた」という方がぴったりくるような気がします。