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既に死んだ愛犬を『生きているように装い』クラファンで治療費を募集した26歳の女逮捕
死んだ飼い犬が闘病中だと嘘をつき、インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)で支援金をだまし取ろうとしたとして、詐欺未遂容疑で奈良県大和高田市岡崎の無職、須藤栞奈(かんな)容疑者(26)が逮捕されました。
警察に対して動機を「これまで犬にかかった治療費を取り戻したかった。生活が苦しかった」と供述し、容疑を認めているということです。
逮捕容疑は、昨年8月に犬が病気で死んだにもかかわらず、闘病生活を続けているかのように装う虚偽の文章をCFのホームページに投稿し、昨年10月~12月、治療費名目で集めた支援金を詐取しようとしたと疑いです。
CFで374人から計約184万円が集まり須藤容疑者の口座にはCF運営会社から手数料を引いた約154万円が振り込まれる予定でした。
当時、治療にあたった獣医が須藤容疑者がネット上で資金を募っているのに気づき、警察に相談して発覚したということです。
参照:MBSニュース
既に死んでいた愛犬の治療費をクラウドファンディングで募り、約185万円をだまし取ろうとしたとして、26歳の女が逮捕されました。 詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは奈良県大和高田市の無職・須藤栞奈容疑者(26)です。警察によりますと、須藤容疑者は去年10月からの約1か月半、肺動脈狭窄症で死んだ愛犬が生きているように装って治療費をクラウドファンディングで募り、374人から約185万円をだまし取ろうとした疑いです。 犬は支援金を募る2か月前に死んでいて、当時、治療にあたった獣医が須藤容疑者がネット上で資金を募っているのに気づき、警察に相談して発覚したということです。 調べに対して須藤容疑者は「治療費がたくさんかかり取り戻したかった」と容疑を認めているということです。
MBSニュースから引用
須藤容疑者のクラウドファンデイング
こちらが須藤容疑者のCFです。
https://readyfor.jp/projects/toiflat
CFでは薮内と名乗っていました
詐欺をする気満々です。
はじめまして、飼い主の(ヤブウチ)と申します。そして今回支援をお願いしたい、愛犬の斗偉(とい)フラット・コーデット・レトリバーの2021年元旦生まれの男の子です。
時間がありません。どうか最後まで読んでいただけると幸いです。
クラウドファンディング開始から3日目にして目標金額を達成することができました。これも全てトイの一生懸命な頑張り、それを信じて、願って応援してくださる皆様のお力添えだと思っています。本当にありがとうございます。
須藤栞奈のFacebookと顔画像
ひとり同姓同名で25、6歳のFacebookのアカウントがありますが顔画像が公開されていないので特定はできません。
インスタにもアカウントはありませんでした。
亡くなった犬を使って詐欺を働いた須藤容疑者の顔画像を公開して欲しいと思います。
ネットの声
これを見ると駅前の集金集団もそのうちクラファンに乗り換えて儲け始める気がしてきた
こう言うの厳密な審査基準とかないんでしょうか?
ちゃんとしないと詐欺が横行して本当に資金集めて事業したい人の妨げになりかねません。
便利グッズを商品化するためにクラウドファンディングに頼るのは聞きますが、まさか動物の病気の治療にクラウドファンディングを使う人がいるとは、思いませんでした。
「治療費を取り戻したかった」って、別に詐取されたわけでもないのに取り戻すとは厚かましいにもほどがある。
こういう悪用をする人がいるから、善意と悪意が隣り合わせになり、本当に必要な人にとって利用しづらくなる。
治療費を「取り戻す」と語っている須藤容疑者は、犬からもらった数々の愛情を理解できなかたのでしょうか。