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4人が死傷した事故に真犯人がいた
2020年12月、群馬・伊勢崎市の高速道路で、車がガードレールに衝突し、女性4人が死傷した事故。
増山邦夫容疑者(54)の車が隣の車線に進入し、接近し幅寄せしたことが原因とみられています。
当初は会社で社長をやっていて、人柄もよく穏やかな性格だったといわれていましたが・・・。
緊張した面持ちで写真に写る男。 過失運転致死傷などの疑いで逮捕された。 11日朝に送検された、増山邦夫容疑者(54)。 2020年12月、群馬・伊勢崎市の高速道路で、車がガードレールに衝突し、女性4人が死傷した事故。 増山容疑者の車が隣の車線に進入し、接近したことが原因とみられている。 当時、対向車線を走行していた車のドライブレコーダーにも、その様子が残されていた。 事故を起こした車に乗っていた人は、「急に…あの、中に入ってきて、みんなが『危ない、おいおいおいおい』って、『何っ』と言ってるうちに、車が中にどんどん入ってきて、その瞬間にぶつかる感じだったんですね」と話した。 逮捕された増山容疑者とは、どのような人物なのだろうか。 増山容疑者は、会社で社長をやっていて、人柄もよく穏やかな性格だったという。 増山容疑者を知る人「10年くらいおつきあいしていますので、人柄はわかっている、穏やかです。地域の公民館でたまたま会ったけど、あいさつもきちんとしますし、信じられませんね、逮捕だなんて」 故意の幅寄せや、あおり運転ではないとみられているが、増山容疑者はそのまま逃走。 警察は、事故の経緯を捜査している。
FNNプライムオンラインから引用
新潮では二面性のある人物と報道
県警は、現場周辺のサービスエリアに設置された防犯カメラなどから、事故前後に走行した100台以上の車両を調べ、その結果、対向車のドライブレコーダーに、現場を通過する増山容疑者の車が写っていたことを突き止めたということです。
増山容疑者は、逮捕前の任意聴取で現場付近を走行中に大きな音を聞いたと供述していましたが、逮捕された後は、「今は何も答えたくありません」と警察に語っています。
近所の住民は「まあ、正直言って、二面性がある人ですね」と証言しています。
その二面性とは何なのでしょう。
非情に利己的で金の亡者の一面も
増山容疑者は、人に対して、表面上は穏やかで好人物のように接しており、小学校のPTA会長を務めたこともある人物。
増山容疑者は父親が設立した建設会社の増山工業株式会社の社長で社員は15人ほど。
しかし、社員に残業をさせても残業代を支払わなかったということです。
また、日曜出勤しても休日手当も出さないので、社員から不満の声が上がっている、実はお金に汚いケチな人物だったようです。
増山容疑者の家族構成
増山容疑者は工業高校を出た後、地元の工業大学に進学。
奥さんは増山工業で事務の仕事を担当。
子どもは3人いて、長男が大学生で、次男と長女が高校生とのこと。
亡くなった方たちにも子供や孫がいても、そちらはまったく気にしない利己的な人物です。
亡くなった三田昌子さん(64)
幅寄せをなぜしたか
女性4人が乗った乗用車が本線と伊勢崎インターチェンジの分岐にあるガードレールに衝突し、乗用車を運転した女性と左後部座席の女性が死亡。
右後部座席の女性は重症、助手席の女性は軽傷でした。
当初、単独事故と見られていた事故でしたが、助手席に乗っていた女性が「並走していた車に急に幅寄せされた」と証言し、遺族らが県警に事故の原因究明を求める上申書を提出し横山容疑者の犯行が発覚。
事故を起こした車に乗っていた女性は、「急に…あの、中に入ってきて、みんなが『危ない、おいおいおいおい』って、『何っ』と言ってるうちに、車が中にどんどん入ってきて、その瞬間にぶつかる感じだったんですね」と話しています。
おそらく、わざと事故を起こさせようとしたのではなく他人のことを考えない性格が「幅寄せ」につながったのだと思われます。
「故意性」が争点になると思われますが、増山容疑者は被害者が二人も亡くなっていることを反省しているのでしょうか。