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ただでさえ、帰省するなといわれているなか、東京から山梨県に帰省した女性が新型コロナに感染していた問題。
東京に帰る際には、コロナが陽性だと知らなかったと言っていましたが、これが「嘘」だとばれて世間からバッシングを受けています。
山梨に帰省し自宅に帰ったのを新型コロナ陽性判明前と嘘をついた20代女性
東京から新型コロナ感染の自覚症状があるのに山梨県の実家に帰省し、富士北麓地域にある友人の自宅で5人ほどでバーベキューをしたり買い物をし、その後山梨県でPCR検査をして新型コロナに感染していたことが判明した20代の女性。
県からの待機要請があったにもかかわらず、高速バスに乗って東京に帰ったことに批判が集まっています。
この女性と濃厚接触していた友人の1人がすでに新型コロナに感染していました。
地元の友人がすでに新型コロナに感染
やはりこの女性の濃厚接触者だった男性が、新型コロナで陽性と判明しました。
山梨県は3日、帰省していた県内で新型コロナウイルスのPCR検査を受けた20歳代の女性会社員が、感染したと知った後で高速バスに乗り、東京都内の自宅に帰っていたと発表した。2日の発表では、女性の説明に基づき、検査結果が出る前に帰宅したとしていたが、女性の知人の指摘で虚偽説明と判明し、内容を訂正した。
女性は4月29日に県内の実家に帰省。味覚や嗅覚に異常があったことなどから今月1日に検査を受け、2日に感染が判明した。
県は1日の検査後、女性に実家で待機するよう求めていたが、2日午前9時過ぎに感染を電話で伝えると、女性は「1日夜の高速バスで自宅に戻った」と説明。しかし実際には、県から電話を受けた直後の2日午前10時台に、富士急ハイランドのバス停を出て新宿に向かうバスに乗ったという。
一方、県は3日、この女性の濃厚接触者だった県内の20歳代男性が検査で陽性と判明したと明らかにした。
読売新聞から引用
この男性は、バーベキューをした友人ではなく、1日に会った知人男性だということです。
家族も口裏を合わせる
山梨県では感染者からの正確な情報収集を目的に特別チームを発足させていますが、今回の虚偽報告については「実家で暮らす親族も女性と同じ虚偽申告だったので話の中で矛盾点は見つけられなかった」と話しています。
家族ぐるみで口裏を合わせていたようです。
2日に県の記者会見を見ていた女性の知人から保健所に情報提供があり、陽性だと分かる前にバスに乗ったということが嘘だとばれました。
本人が特定か?
この20代の女性について特定したとの情報がネットで流れていますが、定かなものではありません。
元AKBのアイドルと同姓同名とか・・・。
確実にわかっているのは、
・都内勤務
・実家は富士北麓(ろく)
・20代
ということです。
おそらく地元では、すでに名前も住所も分かっているものと思われます。
濃厚接触者が多すぎる
この女性の濃厚接触者は
・家族
・バーベキューをして友人たち
・買い物などをしたとされる富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村の人たち
・行きと帰りの高速バスの乗客
・地元であった知人
・高速バスから自宅までの交通機関の運転手、または乗客
など、数十人にのぼります。
このうち、すでに1人は感染が確認されました。
女性が嘘をついてまで帰った理由
女性は県の調べに対して、「飼っている犬が心配だった」などと述べているということです。
または、高速バスのキャンセル代を払いたくなかったなどもあるでしょう。
この女性は、軽症で自宅待機をしていると報じられています。
この軽率な行為で新型コロナの感染者を増やしたわけですから、決して許される行為ではありません。