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日本最強の労組の男、最後の闘い
4月に千歳市のバス会社で起きたストライキを陰で支え続けたこちら札幌地域労組の鈴木一さん68歳。
不当な扱いを受けた労働者のためにすべてを捧げた24年間。
日本最強の労組の男との異名をとっています。
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参照:HTB北海道ニュース
札幌地域労組の鈴木一さん:労働者の守護者
労働者の権利を守るために24年間闘い続けてきた札幌地域労組の鈴木一さん。彼はこれまで道内で100以上の労働組合を立ち上げ、不当な扱いを受けた労働者のために尽力してきました。
今年、第一線からの退場を決意した鈴木さんの最後の闘いは、千歳市のバス会社の労使紛争です。
低賃金、不正整備、不法投棄などの問題を抱える会社から労働者を守るため、彼は再び立ち上がりました。
労働組合の力と鈴木さんの信念
鈴木さんは、労働者からの一本の電話をきっかけに、組合の立ち上げから労使紛争が決着するまでのサポートを行っています。
彼の信念は、「私はあなたのことを絶対に見捨てません」という強い決意に基づいています。しかし、日本の労働組合の活動は減少しており、多くの組合が経営側に声を上げることができていません。
それにもかかわらず、鈴木さんは労働者の権利を守るための闘いを続けています。
鈴木さんの人間性と信仰
鈴木さんは、労働組合の活動だけでなく、私生活でも深い信仰を持っています。彼は敬虔なクリスチャンであり、キリスト教の教えを行動規範としています。
「愛を貫くためには人と喧嘩をしないといけない」という彼の信念は、労働組合の活動にも反映されています。
鈴木さんの著書「小さな労働組合勝つためのコツ」では、彼がどのように労働者に寄り添ってきたのかが詳しく書かれています。