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暴力団幹部ら10人がナマコ密猟で送検
旭導会幹部、山中一彦容疑者ら男10人が2020年夏、オホーツクの雄武町沖でナマコを密漁した疑いで逮捕・送検されたのを受け、3月3日午前、警察が組事務所の家宅捜索を行いました。
近年、ナマコの密猟は暴力団の資金源になっています。
参照:HBCニュース
オホーツク海側の雄武町沖で、ナマコを密漁した疑いで、暴力団幹部の男ら10人が、1日、逮捕された事件で、警察は、暴力団幹部らが所属する旭川の組事務所を家宅捜索しました。 指定暴力団・六代目山口組旭導会幹部の山中一彦(やまなか・かずひこ)容疑者57歳ら10人は、去年8月、雄武町の沖でナマコを密漁した疑いで3日、身柄を検察庁に送られました。 警察は、ナマコの密漁が暴力団の重要な資金源になっていたとみて、3日、山中容疑者らが所属する旭川の旭導会の事務所を家宅捜索しました。 山中容疑者らのグループは、道内各地で密漁したナマコを、海外に高値で売り飛ばしていた疑いもあり、警察は販売ルートなど実態の解明を進めています。
HBCニュースから引用
山中一彦容疑者と水産会社経営の羽石祐一容疑者とは
山中一彦容疑者は、旭導会幹部となっていますが地位がもう一つ分かりません。
旭導会の重要なポストにはついていないようです。
参照:STVニュース
今回逮捕された10人の中に入っている、紋別市の「水産会社経営の羽石祐一容疑者」は、山中容疑者らが密猟してきたナマコをさばいていたのでしょう。
2011年には、『北見市の水産会社代表羽石祐一被告(49)』として逮捕、送検されています。
当時は「羽商水産」の代表でした。
密猟が暴力団の資金源に
この密猟は暴力団の重要な資金源になっており、刑罰が重くなりました。
以前は罰金が200万円でしたが、法律を改正して「大臣や知事の許可などがないのに密漁した場合、3年以下の懲役か3千万円以下の罰金を科す。 」となっています。
3000万円の罰金ですから、逮捕されれば割りにあわなくなり今後は規模の小さい密猟は減っていくものと思われます。
ネットの声
密猟は儲かりますが、リスクが大きくなりました。
しかし、億単位で稼げば3000万円でもお釣りが来ますから、なかなかなくならないでしょうね。