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旭川市内の公園で凍った状態で発見された廣瀬爽彩さん(14)
旭川市内に住む中学2年生、廣瀬爽彩(さあや)さん(14)がいじめで自殺した事件を週刊文春が報じています。
今回痛ましい姿で凍って遺体となり発見されたのは、廣瀬爽彩(さあや)さん。
今回このような形になったことが非常に悔しいですが、できるだけ多くの方のご参列をおねがいします。
— さあやちゃんを守る会~いじめ撲滅 (@asahikawasaaya) March 24, 2021
さあやちゃんはひとりじゃない。味方はたくさんいるよ。 https://t.co/U8MEIggave
「今日死のうと思う」と友人にLINE
2006年に旭川で生まれ育った爽彩さんは母親と市内のアパートで2人暮らしでした。
母親は爽彩さんが幼かった約10年前に夫と離婚し、シングルマザー。
爽彩さんが失踪した日に、ゲームで知り合った友人に『今日死のうと思う』とLINEをしたそうです。
ビラ1万枚を用意しての大捜索
爽彩さんが失踪してから下のビラを1万枚配って探しましたが見つからず。
まさか、公園の雪の下で凍死していたとは・・・。
かわいそうでなりません。
壮絶ないじめで不登校に
2019年4月、爽彩さんは地元の中学校に入学。
学区の関係で、爽彩さんが通った小学校からこの中学校へ進んだのはわずか数名で、爽彩さんはクラスになかなか馴染めなかったということです。
きっかけとなったイジメグループとの接点は、中学入学から間もない4月中旬、中学校の近くにある児童公園でした。
その公園は付近の小中学生のたまり場だったということです。
いじめた犯人たちA子、B男、C男
爽彩さんは中学に入学してからはいつも、塾に行く時間が来るまで、そこで勉強をしたり、小説を読んだりして過ごしていました。
その公園で、同じ中学の先輩らと顔見知りになる中で、2学年上のA子と知り合いました。
最初のうちA子とは、公園で話したり、夜に帰宅してからは音声を繋ぎながらネットゲームをしていたようですが、A子の友人のB男と、近隣の別の中学に通うC男がグループに加わり、夜ゲームをしている時も、わいせつな会話をしながら、ということが増えていきました。
この頃から、A子、B男、C男らによるイジメが始まりました。
C男が脅迫「動画送って」「写真でもいい」
その中でもC男は、爽彩さんに対して、しつこくわいせつ行為の動画や画像を送るよう要求していました。
C男が爽彩さんに対して送っていた6月3日のLINEのメッセージは
《裸の動画送って》《写真でもいい》《お願いお願い)《(送らないと)ゴムなしでやるから》
という見るに耐えないものでした。
C男は爽彩さんに自らのわいせつ行為の写真を携帯のカメラで撮って送るようしつこく要求。
まだ12歳だった爽彩さんは何度も断りましたが、上記のような暴力をちらつかせ脅迫するようなメッセージもあり、恐怖のあまり、自身のわいせつ写真をC男に送ってしまったことが、A子、B男、C男らによるいじめを助長させました。
A子が不適切画像を拡散
A子はそのことがあった後に、爽彩に『大丈夫だった?』『私はあなたの味方だから』と言って、親切な友達のように装っていましが、C男が爽彩のわいせつ画像を入手したことを知ると、『私にも送って』と催促。
C男はA子に爽彩さんの画像を転送し、その後、複数の中学生が入っていたグループLINEにその画像が拡散されたということです。
A子というのはとんでもない女です。
中学の担任はデートを優先
母親は、4月に1回、5月に2回、6月に1回、担任の先生に『イジメられていますよね? 調べてください』とお願いしましたが、担任の先生からは『あの子たち(A子ら)はおバカだからイジメなどないですよ』『今日は彼氏とデートなので、相談は明日でもいいですか?』などと言って取り合ってくれませんでした。
めんどくさい「いじめ」よりも、「デート優先」という今時の教師の鏡です。
教師もめんどくさいので「いじめ問題」になど関わり合いたくありません。
D子とE子も参加し無理矢理「自慰行為」をさせる
6月15日に、爽彩さんはA子らにたまり場の公園に呼び出されました。
今度は、A子、B男、C男に加え、C男と同じ中学校のD子、E子も後からやってきて、さらに公園で遊んでいた小学生も居合わせ、複数人で爽彩さんを取り囲みました。
そして『爽彩が男子中学生に裸の画像を送らされたり、わいせつなやりとりをしていた』という話を男子生徒が突然し始めると、周りを囲んだA子やD子、E子ら女子中学生が『それ今ここでやれよ。見せてよ』と、爽彩にその場で自慰行為をするよう強要。
『公園では人が来るから』とA子らは、爽彩さんを公園に隣接する小学校の多目的トイレに連れ込み、再び自らのわいせつ行為を強要。
複数人に取り囲まれ、逃げ出すことも助けを呼ぶこともできず、爽彩さんは自らわいせつ行為をしたということです。
その後、小学校近くの児童公園の前を流れるウッペツ川に飛び込むという事件が発生します。
川に飛び込んだのもいじめられてだった
この日の夕方6時頃、加害グループのA子、C男、別の中学校の生徒や小学生ら計10人以上がウッペツ川の土手の上に集まり、『今までのことをまだ知らない人に話すから。画像をもっと全校生徒に流すから』などと爽彩さんに言ったそうです。
『やめてください』と爽彩さんがお願いしたところ『死ね』と言われ『わかりました。じゃあ死ぬから画像を消してください』と言って川に飛び込んだということです。
参照:文春オンライン
まさしく集団いじめの構図です。
この事件は警察官が駆けつける騒ぎに。
イジメの発覚を恐れた加害少年らは、のちに駆け付けた警察に対し、「この子はお母さんから虐待を受けていて、虐待がつらいから死にたくて飛び込んだ」と虚偽の説明をしたということです。
加害者は誰1人罰せられず
捜査の結果、わいせつ画像を送ることを強要した加害者であるC男は、児童ポルノに係る法令違反、児童ポルノ製造の法律違反に該当しましたが、当時14歳未満で刑事責任を問えず、少年法に基づき「触法少年」という扱いになり厳重注意を受けただけ。
A子、B男、D子、E子らその他のイジメグループのメンバーは強要罪にあたるかどうかが調べられたが、証拠不十分で厳重注意処分となりました。
現場となった公園はその後、小学生の立ち入りが禁止されましたが、加害者側は誰一人処罰されることはなかったという非常に納得のいかない事件です。
まったく反省のない加害者たち
加害者たちは捜査終了後、警察を通して、爽彩さんの画像や動画のデータは加害者のスマホからすべて削除させたのですが、翌日に加害者のひとりがパソコンのバックアップからデータを戻して加害者たちのチャットグループに再び拡散。
その後、警察がパソコンのデータを含め拡散した画像をすべて消去させても、データを保管したアプリからまた別の加害者が画像を流出させたりと、その後もわいせつ画像の流出が続きました。
本当に反省のない少年少女たち
週刊文春でわいせつ画像の拡散が疑われたA子に接触。
A子は現在16歳で、茶髪にピアス。
A子さんがイジメの主犯格だというと、「私ではない。別の中学の子(C男、D子、E子)が私を悪者にしている」と反論。
これらの行為をイジメだと思いませんか?という問いには、なんと「うーん……別にどっちでもないんじゃないです? 本人最初嫌がっていたとしても、どっちにせよ最終的には(自らわいせつ行為を)やってるんだから」
と、とんでもない意見を。
爽彩さんが亡くなったと知ってどう思いましたか?という問いには
「うーん、いや、正直何も思ってなかった」と💢
A子に長時間話を聞いても、最後までイジメに対する謝罪も、爽彩さんが亡くなったことに対するお悔やみの言葉もなかったということです。
悪いとも思っておらず反省もしていないA子。
このまま、自分だけ普通に生活していくのでしょうか。
B男は、「公園で爽彩さんに自慰行為をさせたことを、イジメと認識していますか?」と問うと、B男は「悪ふざけ」とだけ答えただけだったとのこと。
性根が腐っているので、何を言っても響かないのでしょう。
親も親なら子供も子供
C男の親に、爽彩さんに自慰行為を強要させた場にもC男君はいましたねと聞いたところ
「女の子たちがやったことですよね。うちは男の子なので女子トイレには入っていないし、もう1人の男の子と公園にいたらしいです。(爽彩さんは)『嫌だ』って泣いたから結局やっていないと聞いていました。みんな嘘をついているのか、隠しているのか、自分を守りに入っちゃうし、本当のところはわからないです」
との答え。
D子とE子の保護者は「自分の子どもは偶然その場に居合わせていただけだ」と説明。
E子の保護者は「娘は(わいせつ行為を)『やれ』とは命令していない。娘だけでなくみんなで『できるの?』と聞いた」と話しており、D子の保護者は「今思えばイジメだったと思う。娘も反省している」と語っています。
B男の保護者は「子供たちが(事件に)関わる前から、(爽彩さんの)家庭環境にも問題があり、正直全部こっちのせいにされている」と語っており救いようがありません。
5人の実名は
この5人の実名は、ネット上で出回っていますが真偽が分かりません。
もう少し調べて、実名が公表できるようなら何らかの形で公表したいと思います。
(加害者は未成年なのでそのまま公開はできませんが、デート優先教師は成年ですからできます)
このまま、加害者の少年少女5人が社会的に罰せらず、のうのうと生きていくのは絶対に許せません。
情報(いたずらではなく)をお持ちの方は提供いただければと思います。
地元なので、真偽を確かめにいく予定です。