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札幌の弁護士が過大報酬請求で懲戒処分
離婚訴訟の弁護士料名目で、依頼者に高額な報酬を請求したなどとして、札幌弁護士会は4日、同会所属の田中燈一(とういち)弁護士(70)を業務停止2カ月の懲戒処分としました。
田中弁護士は2020年秋ごろ、離婚訴訟の被告だった依頼者の女性に対し、報酬として880万円を請求しました。
訴訟では和解協議が進められましたが最終的に和解が成立せず、女性の夫が訴えを取り下げて終了。
田中弁護士はこれを前提として報酬額を算出せずに依頼人に過大な金額を請求したうえ、預かり金の返還を拒んだということです。
参照:旭川市倫理法人会Facebookより
札幌弁護士会に所属する70歳の弁護士が依頼人に対して過大な報酬を請求したうえ、預かり金の返還を拒んだなどとして業務停止2か月の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、札幌弁護士会に所属する田中燈一弁護士(70歳)です。
札幌弁護士会によりますと、田中弁護士は4年前、夫婦間の離婚をめぐる争いで一方から代理人としての依頼を受けた際、理由がないのに契約書を作成しなかったということです。
さらに、その後、訴えが取り下げられたにもかかわらず、これを前提として報酬額を算出せずに依頼人に過大な金額を請求したうえ、預かり金の返還を拒んだということです。
札幌弁護士会は、これらの行為は弁護士としての品位を失うものだとして田中弁護士を4日付けで業務停止2か月の懲戒処分にしました。
札幌弁護士会の坂口唯彦会長は「所属する弁護士が重大な非行に及んだことを厳粛に受け止め、信頼回復に努めていきたい」と話しています。
NHK北海道から引用
田中燈一法律事務所の場所
田中燈一弁護士は「田中燈一法律事務所」を経営しています。
田中燈一法律事務所
裁判所からは少し遠い札幌駅の近くに事務所を構えています。
田中燈一弁護士の経歴
田中弁護士は、1978年の弁護士登録年度から約44年の弁護士活動のキャリアがある弁護士です。
70歳ですから昔から先生と呼ばれ働いてきた世代ですがいまは弁護士が増え飽和状態です。
札幌市のような都市ではお金に困っている弁護士も多々います。
報酬があまりに高すぎる
弁護士の報酬は基本的に自由ですが、それでも報酬の880万円は高すぎます。
だいたい着手金が10万円から20万円、成功報酬として15%くらいですから約6000万円近い勝訴額でなければ880万円はあり得ません。
そもそも契約書の中に報酬の%が記載してありますが、この契約書を作成していないということは故意であり詐欺です。
他にも余罪があるかもしれないので調査した方がよいと思います。
弁護士に何かを依頼している人は気をつけないと、仕事は放置、時効内で訴訟をとりあえずしてお金だけきちんととられることがあるので気をつけましょう。