女子高校生にみだらな行為をしたとして、北海道警札幌東署は15日、札幌市児童相談所職員の藤森柊(しゅう)容疑者(24)=札幌市東区=を北海道青少年健全育成条例違反(淫行)の疑いで逮捕し、発表した。藤森容疑者は上司に付き添われて署に自首したという。

 署によると、藤森容疑者は8月25~27日、SNSで知り合った高校生の女子生徒(16)が18歳未満と知りながら、生徒宅で2回にわたりみだらな行為をした疑いがある。容疑を認めているという。

 児相によると、藤森容疑者は児童や家庭の相談に乗ったり、家庭環境の調査をしたりする業務を担当していた。11日に自らの行為について上司に打ち明けたという。

 札幌市の山本健晴・児童相談所担当局長は「児童相談所は率先して児童の健全育成に全力を挙げなければならないにもかかわらず、信頼を大きく裏切る事件を引き起こしたことは痛恨の極み」との談話を出した。

朝日新聞から引用