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札幌市清田川が真っ赤に染まる
札幌市清田区を流れる清田川が一時真っ赤に染まりました。
STVニュースから引用
こちらは、今月視聴者から投稿された映像です。札幌市内を流れる川が真っ赤に染まっています。川に突如あらわれた「赤い液体」。なぜ赤く染まったのかそのわけを取材しました。
「変なの流れていたらやばくない？」
川に真っ赤な液体のようなものが流れる異様な光景ー。今月１０日、イヌの散歩をしていた男性が川が赤く染まっているのをみつけ、動画を撮影しました。
（山﨑記者リポート）
「住宅街の中にあるこちらの川の排水部分から、赤い物質が流れ出したということです」
赤い液体が流れていたのは札幌市清田区を流れる清田川です。
（動画を撮影した男性は）
「１時間から２時間はずっと赤いの続いていたと思う。かなりの量だと思う。あの色に関しては驚きと怖さを感じてしまった」
男性は警察に通報し、警察や消防が周辺を調べましたが、赤い物質の原因は分からなかったといいます。その後、道が水質調査をしたところ鉄分が検出されたことから、道は、川底や下水管に付着した赤い鉄さびが一時的に流れ出たのではないかとみています。一方、現場の調査に関わった札幌市の下水管理センターは違う可能性を指摘しました。
（東部下水管理センター 丸山浩一所長）
「赤い水ですから、塗料ということも考えられる」
そのうえで、札幌市は「赤い物質」が流れ出した背景に、清田区の下水道の構造が関係しているとみています。札幌市内の下水道の構造は２種類あります。１つは、雨水と汚水を同じ管で処理場に運ぶ「合流式」。もう１つは、汚水は処理場へ、雨水は川へと別の管で運ぶ「分流式」です。清田区の下水道は「分流式」。そこで、札幌市は誰かが「雨水ます」に塗料などの液体を流し、そのまま川に流れてしまったのではないかとみています。
（東部下水管理センター 丸山浩一所長）
「分流の場合は直接、川・海につながっているのでその辺りを想像していただきたい」
住宅街の川に突如現れた「赤い液体」。札幌市は、すでに流れてしまったためこれ以上の分析はできないといいますが、川の汚染を防ぐため「雨水ます」に塗料や油などを流さないでほしいと話しています。
STVニュースから引用
下水管理センターでは「雨水（うすい）ます」に誰かが塗料を流した可能性を指摘しています。
なぜ真っ赤に染まる？
札幌市内の下水道の構造は２種類あり、１つは、雨水と汚水を同じ管で処理場に運ぶ「合流式」。
もう１つは、汚水は処理場へ、雨水は川へと別の管で運ぶ「分流式」で、清田区の下水道は「分流式」です。
札幌市では「雨水（うすい）ます」に誰かが塗料を流した可能性があると指摘しています。
参照：STVニュース
「雨水ます」に赤い塗料のようなものを流せば、直接川に流れる構造になっています。
１時間から２時間も川が赤く染まる量
もし誰かが「雨水ます」に塗料などを流したとしたら、１時間から２時間も川が赤く染まるのですから、かなりの量です。
それほどの量を小さい「雨水ます」に捨てるでしょうか？
すでに赤い物質は川に流れ出たため、赤い鉄さびなのか塗料なのか原因は不明のままです。
川が赤く染まっていて、住民もさぞ驚いたことでしょう。
