この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
柴犬を角材で殴る飼い主
1匹の柴犬を11年間角材で殴り続けたか飼い主からNPO団体が保護しました。
飼い主は「虐待とは思わない。懲らしめただけ」と虐待を認めていません。
参照:FNNプライムオンライン
カメラが捉えたのは、飼い主により繰り返された虐待の様子。
さらに、飼い主が手にしたのは長さ1メートル以上はあろうかという角材。
そして、角材で柴犬をたたいた。映像で確認できただけで、角材での虐待は17回。
この直後、飼い主は何食わぬ顔で散歩をしていた。この映像は、神奈川・伊勢原市で2020年8月に撮影されたもの。
飼い犬への虐待は、その後も続いていた。
2020年11月の映像でも、飼い主が手にしていたのはあの角材だった。
虐待の様子を撮影したのは近所に住む男性。
最初に虐待を目撃したのは11年前。
飼い主が犬を飼い始めた直後だったという。近所に住む男性「リードを持ったまま、(犬を)投げつけたんですよ。それがテラスの柱にバーンって当たって、ひどいことするなって思ったのが一番最初ですね」
なぜ11年もの間、虐待行為を繰り返していたのか。
「FNN Live News イット!」は飼い主に直接、話を聞いた。
柴犬の飼い主「虐待じゃなくて、犬がやっぱりほえるからね。となり近所に迷惑かけるから、懲らしめるためっていうかね…」
飼い主は、犬の鳴き声が近隣の迷惑になることへの“お仕置き”としてたたいたため、「虐待ではない」と主張した。
柴犬の飼い主「(ちょっとやり過ぎたと思う?)そりゃあ人から見ればね、そういう方もいるでしょうよ。やり過ぎたことは確かにやり過ぎたかもしれないけど、わたしはそうは思わない。わたしは古い人間だから、そういう鍛えられながらね、運動系で鍛えられながらここまで来たんでね。やっぱり鍛えるって言うか、悪いことしたら、そういう(お仕置き)…」
あの虐待を受けていた柴犬の11日の様子。
虐待を撮影した男性が動物愛護団体に相談したことで、2020年12月24日に保護された。
柴犬は「ポン太」と名付けられた。
愛護団体は検査などが終わり次第、新たな飼い主を募集していくとしている。
おーあみ避難所からポン太くんを預かる門倉さん「人は怖がらないですね。人懐っこくてそこがせめてもの救い。今後、警察とかいろんな調査があるので、全て終わった段階で里親さんを探すと思う」
FNNプライムオンライン
ポン太が元気なのでまだよかったです。
何度も角材で叩き「虐待ではない」と語る飼い主
この飼い主の男性は、庭の奥から角材を持ってきてはポン太を殴ります。
時には、ビールを飲んで酔っ払いながら叩きます。
また、蹴る時もあります。
八つ当たり、虐待としか見えません。
参照:FNNプライムオンライン
体育会系でそう育ってきたという飼い主
飼い主はFNNのインタビューに対して、虐待を否定しています。
参照:FNNプライムオンライン
「そりゃあ人から見ればね、そういう方もいるでしょうよ。やり過ぎたことは確かにやり過ぎたかもしれないけど、わたしはそうは思わない。わたしは古い人間だから、そういう鍛えられながらね、運動系で鍛えられながらここまで来たんでね。やっぱり鍛えるって言うか、悪いことしたら、そういう(お仕置き)」
この飼い主は70代くらいに見えますが、本当に鍛えるために角材で殴ったり蹴られたりしたのでしょうか。
いくら昔の体育会系でも、たまにはそういうこともあったと思いますが10年以上も殴られ蹴られはしなかったと思います。
もともと、残虐な人間なのでしょう。
参照:FNNプライムオンライン
保護されて笑顔になった「ポン太」が元気に余生を過ごすことを切に願います。