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桂田社長の最近
4月23日で、知床の観光船沈没事故から1年経過します。
桂田社長は今どうしているのでしょう。
桂田社長は斜里町のウトロ漁港から少し離れた事務所にいたようです。
参照:HBCニュース
桂田社長は、斜里町内の自宅と、自身が以前経営していた宿泊施設、事務所など数か所を、人目を避けながら毎日転々としているようです。この1年、乗客家族の元に直接、会いに行くこともなく、ある家族は「補償が進んでいるという話も全く聞かない」と話しています。
桂田社長が現在やっていること
テレビの取材に対して、知床遊覧船の桂田精一社長は、事故から1年を迎えることを問われると。
桂田社長 「朝は天気よかったから『いつもやっているように』と、2016年に社長を引き継ぐ前から『条件付き運航』をしていた」 。
「私にできることは供養すること、毎月(乗客)全員の名前をお札に書いて、知り合いの寺で供養してもらっている、これくらいしかすることないから、人はつながっていると思うので」
23日の追悼式典については「呼ばれていないから行けない」と話しています。
国交相の対応
国交省は遺族に対して事故後から今でも週2回の対話を続けているとのことです。
怒号が飛び交うときもあれば、涙する発言をする方もいるということで、遺族が納得できるかどうかは別として対話は続けているとのことです。
それに対して桂田氏はまったくそういうことはしないし、なにも誠意が感じられないと遺族側は話しています。
刑事告訴は
警察では今も業務上過失致死の疑いで桂田社長の捜査を進めているということですが、桂田社長は「何十回も海保に行ったが、最近は呼ばれなくなった」と話していて、捜査のフェーズが変わった印象ということです。
この事故に関しては、社長としての責任が問われることは避けられませんし、社長が安全管理規定を徹底し、十分な対策を講じていたという保証はありません。
刑事告訴までいけるかは微妙なところなのでしょう。
桂田社長には被害者家族との対応や、事故後の補償の進展状況についても、より対応的かつ誠実な対応が期待されます。
社長として、責任を取り、事故の再発防止策を徹底することが重要です。