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自転車の当たり屋が逮捕
普通当たり屋というと歩行者というイメージですが、自転車で当たり屋を繰り返していた福岡市早良区荒江の派遣社員・渡辺誠容疑者(31)が詐欺の疑いで逮捕されました。
「コロナ禍」で利用者が増えているとされる自転車。その自転車で当たり屋をしていたとみられる男が逮捕されました。
警察によりますと、福岡市早良区荒江の派遣社員・渡辺誠容疑者(31)は3月、福岡市西区姪浜駅南で、女子高校生が乗る自転車に脇道から飛び出してわざとぶつかり、乗っていた自転車の修理代として、現金をだまし取ろうとした疑いがもたれています。
双方の損傷は軽く、物損事故の処理が行われましたが、その後、女子高校生の母親に、修理代として約7万円を請求するメールが届き、不審に思った母親が警察に相談して容疑が浮上しました。
渡辺容疑者は否認していますが、警察は、去年の夏から渡辺容疑者が絡んだ同様の事故を7件確認していて、そのうち4件は示談が成立し、現金の受け渡しがあったということです。
警察は、これらについて詐欺での立件も視野に調べを進めています。
九州朝日放送から引用
自転車の修理代というのも当たり屋としては変わっています。
渡辺誠容疑者の手口
渡辺容疑者はマンションの駐車場で自転車をふらふら運転して待ち伏せ、自転車に乗る女子高生にわざとぶつかりその場は何もなかったように装い、その後女子高生の母親にメールで自転車の修理代など6万8400円を請求していました。
自転車の事故では、ほとんどの自転車が修理に出されほぼ全損になります。
しかし、それは自転車屋の見積もりと証明が必要ですが、請求書は手作りだったのでしょうか。
渡辺容疑者は、女子中高生の乗った自転車を狙って犯行を重ねていたいうことです。
渡辺容疑者の自転車
渡辺容疑者の自転車です。
参照:テレビ西日本
見る限りそれほど高そうな自転車には見えません。
この自転車で7万円近い修理費をとっているとしたら明らかに詐欺です。
渡辺容疑者と思われる人物の余罪
2019年に福岡市地下鉄の列車内で女子高生のスカートをハサミで切りつけた器物損壊の疑いで、福岡市早良区の渡辺誠容疑者(30)が逮捕されています。
この渡辺容疑者は2018年8月に福岡市地下鉄の藤崎駅から赤坂駅の間を走行中の列車の中で、女子高生(当時16)の制服のスカートをはさみで切りつけました。
渡辺容疑者の所持しいていたハサミに被害者の女子高生と同じ繊維が付着していました。
この時も、渡辺容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認しており、この手の被害が他にも複数あったとのことです。
自転車の当たり屋と年齢も住所も一致しています。
おそらく同一人物で、2018年には地下鉄で、2019年からは自転車で女子中高生を狙って犯行に及んでいたものと思われます。
渡辺容疑者のSNS
渡辺容疑者のSNSは特定できません。
顔画像も不明ですが、このような犯罪を繰り返していたとしたら顔画像は公開して欲しいと思います。
かなりヤバい人物
今回の自転車での当たり屋といい、地下鉄でのスカートの切りつけといいお金目当てというよりも自分の性癖を満たすためだったと思われます。
スカートの切りつけは不起訴になったのでしょうが、当たり屋で詐欺が立証されれば実刑にできると思います。
すこし長い間、刑務所で暮らしてもらった方がよい人物だと思います。