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給付金8000万円以上不正受給した事業指定の指定取り消し
藤沢市と茅ヶ崎市で放課後等デイサービスなどを運営するミライ・オ株式会社が、8000万円を超える障害児通所給付金を不正に受給していたとして、神奈川県が事業の指定取り消し処分を行いました。
県によりますとミライ・オは、約3年前から実際には配置していない職員を「児童発達支援管理責任者」として申請し、藤沢市や茅ヶ崎市から障害児通所給付金少なくとも8700万円を不正に受給したということです。
県の聞き取りに対しミライ・オは、「知識が足りず重大な規定違反を認識していなかった」と話しているということです。
藤沢市と茅ヶ崎市で放課後等デイサービスなどを運営する事業者が、8000万円を超える障害児通所給付金を不正に受給していたとして、神奈川県が事業の指定取り消し処分を行いました。 指定取り消しとなったのは、「ミライオ藤沢駅前教室」などを運営する藤沢市に本社を置くミライ・オ株式会社です。 県によりますとミライ・オは、約3年前から実際には配置していない職員を「児童発達支援管理責任者」として申請し、藤沢市や茅ヶ崎市から障害児通所給付金少なくとも8700万円を不正に受給したということです。 県の聞き取りに対しミライ・オは、「知識が足りず重大な規定違反を認識していなかった」と話しているということです。 施設を利用していた約120人は、別の事業所を紹介するなど対応を進めているということです。
テレビ神奈川から引用
ミライ・オ株式会社の指定取り消しの概要
事業者名 ミライ・オ株式会社
代表取締役 後藤 正樹
所在地 藤沢市鵠沼橘一丁目1番5号平本藤沢ビル2F
指定の取消しの理由
(1) ミライオ藤沢駅前教室 ア 指定時の虚偽申請 当該事業所について、障害児通所支援事業の指定申請の際に、事業所に配置して いない職員を児童発達支援管理責任者として、県に申請を行い、指定を受けた。 イ 人員基準違反 次の期間において、事業所に常勤専従の児童発達支援管理責任者を適正に配置し ていなかった。 ・ 平成 30 年 11 月1日から令和元年5月 10 日までの間 ・ 令和元年9月1日から同年 10 月 31 日までの間 ・ 令和2年3月1日から令和3年7月 31 日まで間 ウ 請求に関する不正を行った ・ 人員基準違反の状態であったが、減算の措置を行うことなく、給付費の請求 を行っていた。 ・ 人員基準違反の状態であり、加算の要件を満たしていないにも関わらず、加 算の請求を行っていた。 ・ 不正請求額は概算で 2,600 万円であった。
(2) ミライオ茅ケ崎駅前教室 ア 指定時の虚偽申請 当該事業所について、障害児通所支援事業の指定申請の際に、事業所に配置して いない職員を児童発達支援管理責任者として、県に申請を行い、指定を受けた。 イ 人員基準違反 次の期間において、事業所に常勤専従の児童発達支援管理責任者を適正に配置し ていなかった。 ・ 平成 30 年 11 月1日から令和3年3月 31 日までの間 また、利用者に交付していた個別支援計画について、事業所に配置していない職員 の名義を使用し計画を作成していた。 ウ 請求に関する不正を行った ・ 人員基準違反の状態であったが、減算の措置を行うことなく、給付費の請求を行っ ていた。
・ 人員基準違反の状態であり、加算の要件を満たしていないにも関わらず、加 算の請求を行っていた。 ・ 不正請求額は概算で 4,200 万円であった。
(3) ミライオ PLUS 茅ケ崎 ア 指定時の虚偽申請 当該事業所について、障害児通所支援事業の指定申請の際に事業所に配置して いない職員を児童発達支援管理責任者として、また、雇用関係のない者を児童指 導員として、県に申請を行い、指定を受けた。 イ 人員基準違反 次の期間において、事業所に常勤専従の児童発達支援管理責任者及びサービス 提供を行う職員を適正に配置していなかった。 (児童発達支援管理責任者が配置されていなかった期間) ・ 平成 30 年 12 月1日から平成 31 年4月 30 日までの間 (サービス提供を行う職員が配置されていなかった期間) ・ 平成 30 年 12 月1日から令和2年9月 30 日まで間
ウ 請求に関する不正を行った ・ 人員基準違反の状態であったが、減算の措置を行うことなく、給付費の請求 を行っていた。 ・ 人員基準違反の状態であり、加算の要件を満たしていないにも関わらず、加 算の請求を行っていた。 ・ 不正請求額は概算で 1,100 万円であった。
(4) ミライオKID’S茅ケ崎 ア 指定時の虚偽申請 当該事業所について、障害児通所支援事業の指定申請の際に事業所に配置して いない職員を児童発達支援管理責任者として、また、資格要件を満たさない者を 児童指導員として、県に申請を行い、指定を受けた。 イ 人員基準違反 次の期間において、事業所に児童発達支援管理責任者を適正に配置していなかっ た。 ・ 令和2年9月1日から令和3年7月 31 日までのまた、利用者に交付していた個別支援計画について、事業所に配置していない職員 の名義を使用し計画を作成していた。 ウ 請求に関する不正を行った ・ 人員基準違反の状態であったが、減算の措置を行うことなく、給付費の請求 を行っていた。 ・ 人員基準違反の状態であり、加算の要件を満たしていないにも関わらず、加 算の請求を行っていた。 ・ 不正請求額は概算で 800 万円であった
神奈川県HPより引用
これは基本中の基本ですから「知識が足りず」では通りません。
投資会社も経営している「後藤 正樹社長」
後藤 正樹社長は投資系の不動産会社も経営しています。
社名:日翔・レジデンシャル株式会社
代表:代表取締役 後藤 正樹
本社所在地:東京都品川区西五反田8-1-8 中村屋ビル9F
TEL:03-6417-0665
URL:http://www.nissho-r.com/
資本金:5,000万円
従業員数:6名(2018年9月現在)
事業内容:投資不動産の売買、仲介、コンサルティング、プロパティマネジメント
参照:MIRAIO HP
皆様はじめまして。ミライ・オ株式会社の代表取締役 後藤正樹と申します。
私は中学時代に両親が離婚、兄弟の母子家庭で育ちました。母親は朝は新聞配達、日中はゴルフのキャディの仕事をして私達を育ててくれました。現在、私も家族に恵まれ、三人の子どもを育てるようになると当時の母親の苦労を少しづつ感じるようになりました。そしていつの頃からか、母親のようなシングルマザーや、働くお母さんを応援する仕事をしたいと思うようになりました。この児童発達支援・放課後等デイサービスを通して、障がいのある子どもたちの未来を(ミライオ)支援するとともに、ご家族を応援できる事業でありたいと考えております。
この事業はまだまだ私の夢の途中です。今後は子どもたちの成長と共に就労支援まで事業を繋げていきます。更に療育のレベルアップを追求し、障がいのあるお子さまやご家族の笑顔を増やしたいと思います。皆様のお力を是非貸してください。よろしくお願いします。
苦労話が載っていますが実際はどうなんでしょうか。
不正受給額の「8,700万円以上」は返済可能なのでしょうか。
ネットの声
3年前にそれまでやっていなかったことをやり始め、事実と異なる申請をしているのに、知識不足が理由なわけがないでしょう。
むしろ制度を熟知していて、その穴を3年前から悪用したのでは。
県も、まさか指定取り消しだけで終わらせるつもりではないですよね?
私は以前、在宅介護で在籍してましたが、利用者宅に行っても居ないのに勝手に名前使われ、行ってる程で、国保連に不正に請求してる事業所です。辞めた従業員の名前を使い、在籍してる程にして、いかにも人員を満たしてるとみせかけてます。
なんせ誤魔化してばかりいます。とにかく、修正をかなりして、かなりの、不正はしてるのは間違いないです!指定取り消しのレベルかと。
内部告発を役所にしましたが、あてにならず…。
はっきり言って役所も甘いです!
怒りが増すばかりです!もっと真剣に調査をしてもらいです!
もっと叩くべきかと。叩けば埃が沢山でますね!
知識が足りず…では済まされません、わざとやってるんです。知らない訳がありません。バレなきゃ良いと思ってやってるんです。必ずいつかバレますね。私が在籍してた事業所も、早く指定取り消しになってもらいたいものです!
配置していない人を登録していた事に対して、知識が足らなかったでは、説明になっていないです。最近障がい者の助成金ビジネスが流行っていますが、関連性のない事業者の助成金目当ての参入は厳しくチェックしないといけないと思います。弱者を食い物にするなんて事業者として最低です。
障がい者を食い物にしている「助成金ビジネス」を許してはいけません。