趣味の銃コレクションが仇に:札幌市での銃刀法違反容疑で黒沼倫一(59)逮捕

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札幌市に住む59歳の会社員、黒沼倫一容疑者が銃刀法違反の疑いで逮捕されました。警視庁と北海道警の共同捜査本部によると、黒沼容疑者は今年6月、札幌市にある自宅で拳銃5丁と模造拳銃28丁を法律で認められた特別な理由なく所持していた疑いが持たれています。容疑者が浮上したきっかけは、サイバーパトロールなどによる捜査の結果でした。

捜査によると、押収された拳銃はアメリカやベルギー製と見られ、その他に見つかったモデルガンなどとともに、自宅のガレージに飾られていたとされています。また、実弾は見つかっておらず、黒沼容疑者も調べに対し「銃は趣味で購入し持っていた。人に危害を加えるためのものではない」と供述しているということです。

今回の逮捕を受けて、警視庁と北海道警は、黒沼容疑者がこれらの銃をどのようにして入手したのか、その経路についても詳しく調べを進めています。趣味であっても、法律に違反する行為は厳しく取り締まられるべきであり、今回の事件は、銃器に関する法規制の重要性を再認識させるものでした。