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松本晃輝容疑者の顔写真が公開
札幌市北区の障がい者支援施設で、虐待をした疑いで送検された介護職員の松本晃輝容疑者が、入所者の男性が抵抗するなか両足をつかんで繰り返し引きずっていた疑いがあることがわかりました。
参照:HTBニュース
送検された松本容疑者は札幌市北区の障がい者支援施設「草笛館」に勤める介護職員です。
松本容疑者が暴行を繰り返す
松本容疑者は先月28日の夜、30代の男性入所者を部屋から出して廊下で押し倒し、両足をつかんで数10センチ引きずって首やひざなどに全治2週間のけがをさせた疑いがもたれています。
この男性は、引きずられながら叫んだり足をばたつかせたりして抵抗しましたが、松本容疑者は男性をひっくり返して再び引きずるなど暴行を繰り返していたことが新たに分かりました。
警察の調べに対し、松本容疑者は「男性が失禁し腹が立った」「しつけとしてしかった」と容疑を認めています。
障害者の男性は30代ですから年上です。
どうして、松本容疑者が「しつけ」をするのでしょう。
「草笛館」は暴行を隠蔽か
草笛館の住所は「札幌市北区篠路町上篠路323番地3 」と札幌市の中でも外れの方にあります。
施設の入所者は50名。
職員は28名 います。
夜とはいえ、松本容疑者が1人で当直していたわけではないでしょうから、入居している障害者の方が騒げば他の職員も気づくはずです。
そうすると「草笛館」が松本容疑者の暴行を隠蔽していた可能性があります。
そのため、匿名での情報提供があったのだと思われます。
札幌では障害者への暴行事件が他にも発生しています。
介護職が足りないとはいえ、自分よりも弱い人間を暴行し、それを施設側が隠蔽したとしたら障害者や老人はどうしたらよいのでしょう。