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塚原夫妻のパワハラ認定ならず
体操女子の宮川紗江選手(19=高須クリニック)が日本体操協会の塚原千恵子強化本部長、夫の光男副会長からパワハラを受けたと告発した問題で、10日に東京都内で開かれた日本協会の臨時理事会で、第三者委員会がパワハラを認定しなかったと報告されました。
その内容は、塚原千恵子氏らによる言動は不適切ながらもパワハラではないというものでした。
合わせて、同協会は、塚原夫妻の職務復帰を発表しました。
宮川選手は「信じられない」とのコメント
宮川選手は、代理人弁護士を通じて「信じられない」とコメントしました。
色々と複雑な心境もありますが、沢山の支えでこれからも頑張っていけそうです。
— 宮川紗江 (@Sae_Miyakawa) 2018年12月10日
12月より徳洲会体操クラブさんから練習場所の提供をしてもらえる事が決まりました。高須院長はじめ徳洲会体操クラブさんに感謝してこれから頑張っていきたいと思います。応援宜しくお願いします。#徳洲会体操クラブ
代理人弁護士は、パワハラの定義の「著しく超える」というハードルの高さを指摘しています。
また、宮川選手が強い口調で『なんでこんな結論が出たのか』と語っていたとも話しており、かなり落胆した様子だったとのことです。
私は言動が不適切なものを「パワハラ」というと思っていましたが、そのハードルはかなり高いようです。
こうなると、宮川選手がメンタル的な部分でパフォーマンスを崩さないか心配です。
高須院長が元気な姿をSNSで公表
高須院長が、急遽宮川選手のところを訪問しています。
今日は急だったけど高須院長と西原さんが来てくれました!忙しいなかありがとうございました😊😊 https://t.co/7wPQF9jnq1
— 宮川紗江 (@Sae_Miyakawa) 2018年12月11日
そして現在の状態をSNSで公開しています。
「宮川紗江ちゃん。生き生きしてる」というブログのタイトルで
「頑張れ、悪者に負けるな」「応援してます」などのメッセージが寄せられています。
練習には今のところ支障はないようです。
宮川選手は、高須院長のバックアップを受けて東京五輪に出場し、いい成績を残し、塚原夫妻を見返すしかありませんね。