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ブラック企業大賞が発表
ブラック企業大賞企画委員会は12月23日、今年1番のブラック企業を決める「ブラック企業大賞2018」の受賞企業を発表しました。
今年で7回目となる、『ブラック企業大賞』。
今年の大賞は、「三菱電機」が受賞しました。
憎いね!三菱!#三菱電機#annkw pic.twitter.com/GCuBe4qRiH
— nutsアレルギー (@leap537) 2018年12月23日
参照:ツイッター
三菱電機といえば、家電から発電機まで様々な電気製品を製造するメーカー企業。
男性社員5人が長時間労働が原因で精神障害や脳疾患を発症して2014〜17年に相次いで労災認定されていたことが発覚。
5人はシステム開発の技術者か研究職で、そのうち2人は過労自死していました。
2016年2月に過労自死した男性社員は、亡くなる4カ月ほど前から法定時間を上回る残業がそれ以前の約5倍に急増し、月80時間前後の残業が続いていました。
ただし、裁量労働制が適用されていたため「残業」 扱いにもなっていません。
別の技術者の男性社員(当時28歳)は、2012年8月に過労自死。
担当したシステム開発プロジェクトの完成が予定に間に合わず、遅れを取り戻すために月100時間を超す長時間労働が数カ月続いていたということです。
あまりにひどい労働実態です。
死者が出ても改善しようとしない点も、壊滅的です。
いつになったら、このブラック企業は無くなるのでしょう。