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APAMANの大村社長いまだ表に現れず
札幌であった爆発事故については、かなり詳細に事実がわかってきました。
しかし、いまだに表に出てこない、総責任者のAPAMAN株式会社の大村浩次社長(53)。
札幌のアパマンショップ の爆発からも、このAPAMANのブラックな体質が指摘されています。
現在、この大村社長への告発が後を絶たないと週刊文春では報じています。
大村社長は、福岡県飯塚市出身。
建築の専門学校を卒業後、地元の不動産会社に就職。
その後34歳でアパマンを起業して、当時画期的だったインターネットを活用した不動産情報サービスでたちまち全国区に。
そして、「敷金礼金0」を実現させるなど、立志伝中の人物です。
社内に轟く大村社長の罵声
「お前、管理職で高い給料もらっておいてそんなんでどうするんや‼︎給料返せ」と全国の管理職を集めたテレビ会議で、大村社長はノルマの達成できない社員に罵声を浴びせるそうです。
大村社長のワンマンぶりは有名で、1年で150人以上の社員が辞めた年もあったということです。
この年に人事部長も1年で3人変わったと元幹部社員が告発しています。
また、全国の管理職以上の社員を集め毎週会議を開き、10分以上携帯電話で営業電話をさせるそうです。
地方の社員はテレビ電話で参加し、もしその場でノルマが達成できなければ全国の幹部社員の前で「罵倒」されるということです。
そして、どうしてもノルマを達成できない社員には、一泊二日の恐怖の「不振社員研修」が待っているとのこと。
福岡の研修に参加した社員は、海浜公園で砂浜ダッシュを命じられたそうです。
かなり昔にあった、猛烈なブラック企業でやっていたことです。
まだ、あったとは・・・。
自由党に強制加入
また、大村社長は社員に「自由党」への強制加入もさせるとのことです。
社員は4千円を自腹で支払って自由党に加入。
元社員は「新入社員の時に出社すると、上司に皆の前で党員になるかどうか聞かれ、断りきれずに入った」と語っています。
これは、完全に憲法違反です。
これほどのノルマやパワハラを繰り返した大村社長は姿をくらまし、この問題が過ぎ去るのを待っています。
そしてひと段落したら、またパワハラを繰り返す算段だと思われます。
APAMANの株の約25%を保有する大村社長。
株価から計算した資産は約32億円だと週刊文春は報じています。
これだけの資産を持っても、まだ足りないのでしょう。
国からメスが入るのを期待しても、自由党の熱心な支援者なのでそれも難しいかもしれません。