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校内で同僚の女性教諭を追いかける
青森県教育委員会は2月28日、同僚の女性にセクハラ行為を繰り返したとして八戸市立の小学校の男性教諭(50)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表しました。
県教委によりますとと、この教諭は2017年7月ごろから12月ごろにかけて、同僚の女性に対して
・性的な言葉を投げかける
・逃げる女性を校内で追いかけて抱きしめる
・タクシー内で体を触った
等のセクハラ行為を行いました。
セクハラというよりストーカー
18年12月、女性の相談を受けた家族が電話で校長に被害を訴え、事態が発覚。
男性教諭はその後出勤していません。
県教委はセクハラ行為が5回以上繰り返されていたと認定しました。
この教諭は、県教委の調査委に「一方的な思いが膨らんで自分勝手な行為に及んでしまった」「女性に好意があった。心に深い傷を与えたことをおわびする」などと話しているということです。
女性教諭が警察に被害届を出したかどうかは、今のところ不明です。
また、八戸市教委では、学校側が今後、保護者や児童への説明会を行う予定はないとしています。
これはセクハラというより、タチの悪い犯罪です。
学校内を追いかけ回し、抱きつくなど聞いたことがありません。
女性教諭はさぞかし怖かったと思います。
学校がどこかは分からずじまい
青森県では、昨年、42歳の八戸市立中学校の男性教諭が18歳未満の知人の少女にみだらな行為をして懲戒免職になったばかりです。
青森県の今年度の不祥事による教師の懲戒免職は4件目。
今回の懲戒免職の発表についても、校長は出席しておらず女性教諭に配慮してかどこの学校か分からないようにしています。
誰も知らないうちに行われた、今回のセクハラ行為。
本当に誰も気づいていなかったのでしょうか。
学校側が批判を恐れて逃げているようにしかみえません。